|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
鳴川 哲也(ナルカワ テツヤ)
文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官。国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官・学力調査官。福島県公立小学校教諭、指導主事等を経て現職 鳴川 哲也(ナルカワ テツヤ)
文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官。国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官・学力調査官。福島県公立小学校教諭、指導主事等を経て現職 |
2020年度より、新学習指導要領が全面実施されました。今回の学習指導要領の改訂では、子どもたちが未来社会を切り拓くための資質・能力を一層確実に育成することを目指しています。この学習指導要領の趣旨を理解しようとしたとき、そこには、重要なキーワードがたくさん出てきます。「社会に開かれた教育課程」「カリキュラム・マネジメント」「資質・能力」「…(続く)
2020年度より、新学習指導要領が全面実施されました。今回の学習指導要領の改訂では、子どもたちが未来社会を切り拓くための資質・能力を一層確実に育成することを目指しています。この学習指導要領の趣旨を理解しようとしたとき、そこには、重要なキーワードがたくさん出てきます。「社会に開かれた教育課程」「カリキュラム・マネジメント」「資質・能力」「主体的・対話的で深い学び」、そして「見方・考え方」…。どれも重要なキーワードなのですが、理科教育の立場から眺めてみると、「見方・考え方」が最も気になるところではないでしょうか。本書は、「見方・考え方」についてまとめたものです。みなさんの授業づくりのヒントに、そして、読者のみなさん自身の人生が豊かになるヒントになれば幸いです。
もくじ情報:1章 「理科の見方・考え方」とは何か?;2章 「見方・考え方」を意識した授業のつくり方;3章 エネルギー領域「量的・関係的」な見方を働かせること;4章 粒子領域「質的・実体的」な見方を働かせること;5章 生命領域「共通性・多様性」の見方を働かせること;6章 地球領域「時間的・空間的」な見方を働かせること;7章 子どもが「見方・考え方」を意識的に働かせるようにするために