ポー、ワイルド、カフカ、フロベール、ダンテ、スピノザ、ルゴーネス、幻想文学、推理小説…偏愛のやまない作家と作品をめぐり、２０世紀文学を代表する巨匠が縦横自在に語った深遠で博大な１１８の対話。多彩なテーマは日本、仏教、映画や、キリスト、仏陀、母、友情までにおよぶ。世界各国で出版されている名著の完訳版、本邦初訳。
もくじ情報：第１部（アルゼンチン人のアイデンティティ；百代の過客；秩序と時間　ほか）；第２部（ソクラテス；合衆国について；書物崇拝　ほか）；第３部（補遺）（最初の対話、一九八四年三月九日；『天国・地獄百科』、スティーヴンスン、バニヤン；因果律　ほか）

ボルヘス，ホルヘ・ルイス(ボルヘス，ホルヘルイス)
１８９９年生れ。アルゼンチンの作家。２０世紀を代表する小説家・詩人。代表作に「伝奇集」「エル・アレフ」「創造者」ほか。１９８６年歿