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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
黒川 祥子(クロカワ ショウコ)
ノンフィクション作家。福島県生まれ。東京女子大学文理学部卒業後、弁護士秘書、ヤクルトレディ、業界紙記者などを経てフリーランスとなり、事件や家族の問題を中心に執筆活動を行っている。2013年、『誕生日を知らない女の子 虐待―その後の子どもたち』で第11回開高健ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 黒川 祥子(クロカワ ショウコ)
ノンフィクション作家。福島県生まれ。東京女子大学文理学部卒業後、弁護士秘書、ヤクルトレディ、業界紙記者などを経てフリーランスとなり、事件や家族の問題を中心に執筆活動を行っている。2013年、『誕生日を知らない女の子 虐待―その後の子どもたち』で第11回開高健ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
雇い止めや学探の一斉休校、家庭内トラブルの増加。コロナ禍で一層、シングルマザーの生活困難が深刻になっている。「早く子育てから解放され、自分の人生を謳歌したい」。だが、将来を夢見て耐え忍ぶ彼女たちを待つのは、一層苛酷な現実だった…。子どもを何とか自立させたものの、雇用や社会保障から見放された双肩には老親の介護がのしかかる。調停マニアと化した前夫と闘う女性やセックスワーカーなど、国から見放された女性たちの痛切な叫びに耳を傾け、制度の不作為を告発するルポルタージュ。
もくじ情報:第1章 子育ての後に、待っていたもの(水野敦子―なぜに、私が多重債務者に…;川口有紗―子どもを育てていただけなのに… ほか);第2章 一九八五年―女性の貧困元年(男女雇用機会均等法;私の一九八五年 ほか);第3章 老後などない(森田葉子―貧困の連鎖は断ちきったけれど;大野真希―セックスワーカーとして生きる ほか);第4章 世界はシングルマザーをどう見ているのか―フランスと韓国の場合(フランス;韓国)