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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
宮野 美嘉(ミヤノ ミカ)
広島県出身。第五回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞を受賞し、2011年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 宮野 美嘉(ミヤノ ミカ)
広島県出身。第五回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞を受賞し、2011年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
慶長四(一五九九)年。江戸時代が始まる前の京の都に、周囲が手を焼くトンデモ姫がいた。彼女の名は幸徳井桜子。陰陽師家のひとつ、幸徳井のひとり娘だ。母を早くに亡くし父は不明、陰で「あやかしの子」と囁かれるのは、生まれ持った剛力と神通力のせいだ。触れれば物を壊し、遊べば人を壊す。おまけに都の妖怪たちがこぞって彼女になつくとあって、桜子はすっかりあやかしの首魁扱いに。ある日、桜子はひとりの…(続く)
慶長四(一五九九)年。江戸時代が始まる前の京の都に、周囲が手を焼くトンデモ姫がいた。彼女の名は幸徳井桜子。陰陽師家のひとつ、幸徳井のひとり娘だ。母を早くに亡くし父は不明、陰で「あやかしの子」と囁かれるのは、生まれ持った剛力と神通力のせいだ。触れれば物を壊し、遊べば人を壊す。おまけに都の妖怪たちがこぞって彼女になつくとあって、桜子はすっかりあやかしの首魁扱いに。ある日、桜子はひとりの剣士と出会う。陰陽の術にも長けたその青年は柳生友景と名乗った。どうやら彼は、桜子が本気で絡んでも「壊れない」理想の相手のようで…?