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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ピンカー,スティーブン(ピンカー,スティーブン)
ハーバード大学心理学教授。スタンフォード大学とマサチューセッツ工科大学でも教鞭をとっている。認知科学者、実験心理学者として視覚認知、心理言語学、人間関係について研究している。進化心理学の第一人者。その研究と教育の業績、ならびに著書により、数々の受賞歴がある。米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」、フォーリンポリシー誌の「知識人トップ100人」、ヒューマニスト・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた。米国科学アカデミー会員 ピンカー,スティーブン(ピンカー,スティーブン)
ハーバード大学心理学教授。スタンフォード大学とマサチューセッツ工科大学でも教鞭をとっている。認知科学者、実験心理学者として視覚認知、心理言語学、人間関係について研究している。進化心理学の第一人者。その研究と教育の業績、ならびに著書により、数々の受賞歴がある。米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」、フォーリンポリシー誌の「知識人トップ100人」、ヒューマニスト・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた。米国科学アカデミー会員 |
この1000年あまりの間に、人類は本来持っている合理性を拡張すべく、数多くの合理性のツールをつくり出してきた。そのツールとは、「論理」「批判的思考」「確率」「統計」「意思決定理論」「ゲーム理論」など幅広い学問分野から生まれた、合理的に思考するための数多くの“道具”である。こうしたツールは、危険な選択を修正し、疑わしい主張を値踏みし、おかしな矛盾に気づき、人生の浮き沈みや悲劇について洞察を得るのを助けてくれる、人生にとっても社会にとっても、非常に重要なものだ。にもかかわらず、これらツールをすべてまとめて説明する本はこれまでどこにもなかった。本書は人類の英知の結晶である、最強の合理性ツール群をまとめて解説・伝授する、初めての本である。
もくじ情報:6 合理的選択理論は本当に合理的か;7 できるだけ合理的に真偽を判断する;8 協力や敵対をゲーム理論で考える;9 相関と因果を理解するツールの数々;10 なぜ人々はこんなに非合理なのか;11 合理性は人々や社会の役に立つのか