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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
梅田 孝太(ウメダ コウタ)
1980年東京都生まれ。博士(哲学)、上智大学大学院哲学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、上智大学特任助教。専門は哲学・倫理学、クリティカルシンキング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 梅田 孝太(ウメダ コウタ)
1980年東京都生まれ。博士(哲学)、上智大学大学院哲学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、上智大学特任助教。専門は哲学・倫理学、クリティカルシンキング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
苦しみに満ちた人生を、いかに生きるべきか。欲望を原動力とした現代社会の歪みが、生きづらさに拍車をかけている。苦悩や葛藤から自由になるための「生きるヒント」。叱咤激励、小気味よいアイロニー。人生の悩みに効く「求道の哲学」と「処世の哲学」。
もくじ情報:第1章 哲学者ショーペンハウアーの誕生―その生涯と旅路(「意志の否定」の哲学者;生涯と旅路);第2章 悲惨な生と「意志の否定」―主著『意志と表象としての世界』における求道の哲学(世界はわたしの表象である;意志と表象としての世界;どうすれば欲望から自由になれるのか);第3章 人生いかに生きるべきか―晩年の『余録と補遺』に見る処世の哲学(ショーペンハウアー哲学のもう一つの側面;ショーペンハウアーのアフォリズム;幸福とは何か);第4章 ショーペンハウアー哲学のアクチュアリティ(明治日本におけるショーペンハウアー受容;ショーペンハウアーと反出生主義;「歴史的なもの」からの脱出)