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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
苅谷 剛彦(カリヤ タケヒコ)
1955年東京都生まれ。オックスフォード大学社会学科および同大学ニッサン現代日本研究所教授。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了、ノースウェスタン大学大学院博士課程修了。Ph.D.(社会学)。放送教育開発センター助教授、東京大学大学院教育学研究科教授を経て2008年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 苅谷 剛彦(カリヤ タケヒコ)
1955年東京都生まれ。オックスフォード大学社会学科および同大学ニッサン現代日本研究所教授。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了、ノースウェスタン大学大学院博士課程修了。Ph.D.(社会学)。放送教育開発センター助教授、東京大学大学院教育学研究科教授を経て2008年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
日英を往復する著者は、コロナ禍とウクライナ情勢に対する日本の反応に危機感を覚えた。「鎖国」「自粛」「平和ボケ」といったキーワードで「わかったつもり」に陥っているからだ。従来の日本文化論的思考では、「空気」や「同調圧力」といった言葉で説明・納得し、思考停止してしまう。そのため議論が中途半端に終わり、素朴な二項対立に終始しがちとなる。まずは、私たちの「思考の習性(クセ)」を知ろう。日本の宿年の課題を徹底検証。
もくじ情報:第1部 日本とイギリスの境界から(イギリスで過ごしたステイホームの2年間;濃厚接触者のフィールドノート1 帰国そして第1次隔離生活(12月19日~26日);濃厚接触者のフィールドノート2 第2次隔離生活(12月26日~1月3日));第2部 「内向き」日本とコロナ禍・ウクライナ(「自粛の氾濫」から考える日本;人材の「鎖国」―人的資本劣化のサイクル;(アンビバレンス)とともに生きる道―「平和」の知識社会学)