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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
中村 隆之(ナカムラ タカユキ)
1975年東京生まれ。早稲田大学法学学術院教員。フランス語を主言語とする環大西洋文学、広域アフリカ文化研究、批評と翻訳などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 中村 隆之(ナカムラ タカユキ)
1975年東京生まれ。早稲田大学法学学術院教員。フランス語を主言語とする環大西洋文学、広域アフリカ文化研究、批評と翻訳などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
アフリカからアメリカスへ、カリブ海からヨーロッパへ―現代の人種差別を出発点に奴隷制と植民地の記憶を掘り起こし、大西洋を横断して交流した(ブラック)の知識人や詩人の思想航路を紡ぎなおす。その先に浮かび上がる、解放へと開かれる情景とは。
もくじ情報:第1部 ブラック・モダニティの萌芽(ブラック・モダニティ;ブラック・インターナショナリズム試論;ネグリチュード、ナショナリズム、カリブ海性 ほか);第2部 アフリカへのまなざし(アフリカ文化誌の始まりとしてのニャーム・ングーラ;独立前夜アフリカにおける言語、文学、政治;ダヴィッド・ジョップの(アフリカ) ほか);第3部 ポスト・プランテーションの世界(ポスト・プランテーション文学論;グリッサンの(全‐世界);『アコマ』あるいはアメリカスに開かれた集団性 ほか)