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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
中村 隆之(ナカムラ タカユキ)
1975年東京都生まれ。2006年東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。博士(学術)。早稲田大学法学学術院教授。専攻―フランス語圏文学、環大西洋文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 中村 隆之(ナカムラ タカユキ)
1975年東京都生まれ。2006年東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。博士(学術)。早稲田大学法学学術院教授。専攻―フランス語圏文学、環大西洋文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
約四〇〇年にわたり、大西洋を航海した奴隷船。「裸の移住者」としてアメリカ大陸に連行された人々は、いかにしてアフリカの声と音の伝統を再創造し、次世代へと繋いでいったのか。「アフリカ帰還」という主題から、音楽、文学、アートなどを横断的に捉え、ブラック・カルチャーの歴史と現在、そして未来を…(続く)
約四〇〇年にわたり、大西洋を航海した奴隷船。「裸の移住者」としてアメリカ大陸に連行された人々は、いかにしてアフリカの声と音の伝統を再創造し、次世代へと繋いでいったのか。「アフリカ帰還」という主題から、音楽、文学、アートなどを横断的に捉え、ブラック・カルチャーの歴史と現在、そして未来を旅する。
もくじ情報:第一章 アフリカの口頭伝承;第二章 奴隷船の経験;第三章 アメリカスに渡ったアフリカの声と音;第四章 自由を希求する共同体の歌;第五章 合衆国のブラック・ミュージック;第六章 アメリカスからアフリカへ;第七章 文字のなかの声;第八章 奴隷貿易・奴隷制の記憶の光と影;第九章 ブラック・ミュージックの魂;第一〇章 ブラック・スタディーズとは何か;第一一章 ブラック・カルチャーは誰のものか;第一二章 未来に向けて再構築されるルーツ