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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
荒井 裕樹(アライ ユウキ)
1980年東京都生まれ。二松學舎大学文学部准教授。専門は障害者文化論、日本近現代文学。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。2022年、「第15回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 荒井 裕樹(アライ ユウキ)
1980年東京都生まれ。二松學舎大学文学部准教授。専門は障害者文化論、日本近現代文学。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。2022年、「第15回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
精神科病院・平川病院にひらかれた“造形教室”。ここでは心を病んだ人たちが、アートを通じて、自らを癒し、自らを支える活動をしている。絵を描くことで生きのび、描かれた絵に生かされている―。4人の作家の作品と人生をつぶさに見つめ、“生”のありかたを考え、“生きにくさ”の根源を照らしだす。こうした思索のなかで“癒し”の可能性をさぐる希望の書。
もくじ情報:はじまりの章;第1章 “癒し”とあゆむ(安彦講平);第2章 “病い”をさらす(本木健);第3章 “魂”をふちどる(実月);第4章 “祈り”をちぎる(江中裕子);第5章 “疼き”をほりおこす(杉本たまえ);まとめの章;あとがき さりげなく、やわらかな言葉のために