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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
奥山 景布子(オクヤマ キョウコ)
1966年、愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(文学)号取得。2007年、「平家蟹異聞」(『源平六花撰』所収)でオール讀物新人賞、18年、『葵の残葉』で新田次郎文学賞&本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 奥山 景布子(オクヤマ キョウコ)
1966年、愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(文学)号取得。2007年、「平家蟹異聞」(『源平六花撰』所収)でオール讀物新人賞、18年、『葵の残葉』で新田次郎文学賞&本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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時は幕末。桑名藩主・松平定敬は、兄の会津藩主・松平容保とともに徳川家に尽くそうとするも、最後の将軍・慶喜に遠ざけられる。さらに国許は定敬の意に反して官軍に白旗を掲げたため、帰国することもできず、行き場を失ってしまう。わずかな家臣を連れて各地を彷徨うことになった男は、心に如何なる哀しみを宿していたのか。幕末の悲劇を炙り出し、明治維新とは何だったのかを改めて問う傑作歴史小説。
時は幕末。桑名藩主・松平定敬は、兄の会津藩主・松平容保とともに徳川家に尽くそうとするも、最後の将軍・慶喜に遠ざけられる。さらに国許は定敬の意に反して官軍に白旗を掲げたため、帰国することもできず、行き場を失ってしまう。わずかな家臣を連れて各地を彷徨うことになった男は、心に如何なる哀しみを宿していたのか。幕末の悲劇を炙り出し、明治維新とは何だったのかを改めて問う傑作歴史小説。