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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
篠 綾子(シノ アヤコ)
埼玉県生まれ、東京学芸大学卒業。2001年、健友館文学賞受賞作『春の夜の夢のごとく 新平家公達草紙』でデビュー。主な著作に『青山に在り』(日本歴史時代作家協会賞作品賞受賞)、主なシリーズに「更紗屋おりん雛形帖」(歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 篠 綾子(シノ アヤコ)
埼玉県生まれ、東京学芸大学卒業。2001年、健友館文学賞受賞作『春の夜の夢のごとく 新平家公達草紙』でデビュー。主な著作に『青山に在り』(日本歴史時代作家協会賞作品賞受賞)、主なシリーズに「更紗屋おりん雛形帖」(歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
芝神明宮の門前茶屋「いすず屋」の女中として働くお蝶。人には言えないある事情を抱えながら、茶屋で働き続けることが…(続く)
芝神明宮の門前茶屋「いすず屋」の女中として働くお蝶。人には言えないある事情を抱えながら、茶屋で働き続けることができるのも、女将のおりく、そしてしょっちゅう茶屋に顔を出してくれる町火消し「め組」の連中のおかげだ。そんなある日、お蝶の幼馴染みで、油問屋の跡取り娘のお美代が店を訪れる。温泉へ湯治に行く間だけ、飼っている仔猫を預かってくれないか、と頼んできたお美代だが、どことなく思いつめた様子に、お蝶は不安を覚える。門前町を舞台に義理と人情あふれる日常を描き出す新シリーズ開幕!