|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ヌスバウム,マーサ(ヌスバウム,マーサ)
シカゴ大学エルンスト・フロインド法学・倫理学特別功労教授。ハーヴァード大学で博士号(西洋古典文献学)を取得した後、ブラウン大学教授などを経て現在にいたる。この間、本書で展開しているケイパビリティ・アプローチの研究を含め、正義論やフェミニズム、国際開発論、教育論などでも顕著な業績を残し、2016年に京都賞を受賞。ほかにも2012年にアストゥリアス皇太子賞、2018年にバーグルエン賞などを受賞している ヌスバウム,マーサ(ヌスバウム,マーサ)
シカゴ大学エルンスト・フロインド法学・倫理学特別功労教授。ハーヴァード大学で博士号(西洋古典文献学)を取得した後、ブラウン大学教授などを経て現在にいたる。この間、本書で展開しているケイパビリティ・アプローチの研究を含め、正義論やフェミニズム、国際開発論、教育論などでも顕著な業績を残し、2016年に京都賞を受賞。ほかにも2012年にアストゥリアス皇太子賞、2018年にバーグルエン賞などを受賞している |
GDPが成長しても、選択の自由や尊厳のない社会は「豊か」とはいえない。一人一人が「何をすることができるのか?何になることができるのか?」と問い、基本的なケイパビリテイ(潜在能力)を保障する社会を目指そう。このケイパビリティ・アプローチは、国際機関の開発概念を変革し、福祉の現場で活用されている。アマルティア・セン(ノーベル賞受賞)とともにこの分野を開拓した女性哲学者マーサ・ヌスバウム(京都賞受賞)による、入門書の決定版がついに登場!ヌスバウムの正義論のエッセンスがここに。
もくじ情報:第1章 正義を求める女性;第2章 中心的ケイパビリティ;第3章 対抗する理論の必要性;第4章 基本的権原;第5章 文化の多様性;第6章 国家とグローバルな正義;第7章 哲学的な影響;第8章 ケイパビリティと現代の問題;結論