|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
與那覇 潤(ヨナハ ジュン)
1979年生まれ、歴史家・評論家。2007年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。同年から15年まで地方公立大学准教授として教鞭をとり、病気休職を経て17年離職。以降は在野で活動している。20年、『心を病んだらいけないの?』(斎藤環氏と共著、新潮選書)で第19回小林秀雄賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 與那覇 潤(ヨナハ ジュン)
1979年生まれ、歴史家・評論家。2007年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。同年から15年まで地方公立大学准教授として教鞭をとり、病気休職を経て17年離職。以降は在野で活動している。20年、『心を病んだらいけないの?』(斎藤環氏と共著、新潮選書)で第19回小林秀雄賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
国破れて小説あり―敗けてから80年、再生する日本が「青春期」に悶えた記憶を老いたいま、どう受けとるのか。文芸評論の巨人ふたりに倣いつつ太宰治から村上龍、春樹まで、戦後文学の最も高い尾根から見晴らす私たちの“魂”の現代史。
もくじ情報:ベース・キャンプにて(歴史が消えてからのまえがき);戦後史の峰に登る(人間宣言 太宰治『斜陽』;社会党政権 椎名麟三『永遠なる序章』;六全協 柴田翔『されど われらが日々―』 ほか);ヒュッテでの一夜(「満洲国…(続く)
国破れて小説あり―敗けてから80年、再生する日本が「青春期」に悶えた記憶を老いたいま、どう受けとるのか。文芸評論の巨人ふたりに倣いつつ太宰治から村上龍、春樹まで、戦後文学の最も高い尾根から見晴らす私たちの“魂”の現代史。
もくじ情報:ベース・キャンプにて(歴史が消えてからのまえがき);戦後史の峰に登る(人間宣言 太宰治『斜陽』;社会党政権 椎名麟三『永遠なる序章』;六全協 柴田翔『されど われらが日々―』 ほか);ヒュッテでの一夜(「満洲国」のあとで 大佛次郎から村上春樹へ);現在への坂を下る(江藤淳小伝;轟々たる雷鳴に死す 「喪の作業」が消えた平成;書評 平山周吉『江藤淳は甦える』 ほか);帰りの汽車のなかで(終わらない対話のあとがき)