|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
佐木 隆三(サキ リュウゾウ)
1937年、朝鮮咸鏡北道(現在は朝鮮民主主義人民共和国)生まれ。1941年帰国。福岡県立八幡中央高校卒業後、八幡製鐵に入社。勤務の傍ら、執筆活動を続ける。1963年『ジャンケンポン協定』で新日本文学賞受賞。1964年退社。1976年『復讐するは我にあり』で直木賞、1991年『身分帳』で伊藤整文学賞を受賞する。2015年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 佐木 隆三(サキ リュウゾウ)
1937年、朝鮮咸鏡北道(現在は朝鮮民主主義人民共和国)生まれ。1941年帰国。福岡県立八幡中央高校卒業後、八幡製鐵に入社。勤務の傍ら、執筆活動を続ける。1963年『ジャンケンポン協定』で新日本文学賞受賞。1964年退社。1976年『復讐するは我にあり』で直木賞、1991年『身分帳』で伊藤整文学賞を受賞する。2015年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
住民の四割が命を落とした沖縄戦。その加害者は米軍だけではなかった。友軍と頼む日本兵によって避難壕から追い出され、赤ん坊も殺された。敗戦を知りながら、保身にかられた隊長によって住民は斬殺された。さらに戦後、米兵によって引き起こされた数々の悲惨な事件。いかに軍隊が狂気の集団であったのか、関係者の証言を聞き書きし、事件の真相に迫った傑作ノンフィクション!
もくじ情報:沖縄玉砕と占領(序);日本兵による虐殺の証言(真和志村の戦時住民虐殺;南風原村と国頭郡の“日兵逆殺”;久米島の敗戦後住民虐殺;沖縄人の疎開・引揚げと混血児の苦悩);米兵による虐殺の証言(越来村の主婦誘拐殺害;石川市の幼女誘拐殺害;第二兵站基地内メイド殺害;宜野湾市ホステス殺害)