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出版社名:TOブックス
出版年月:2010年12月
ISBN:978-4-904376-43-0
182P 19cm
中国人のリアル 恋愛事情から、お騒がせ大国を「ゆるく」論じてみた
安田峰俊/著
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中国は「悪しき隣国」だ。(中略)北京オリンピックと上海万博を成功させ、2010年のGDP額で日本を追い抜いて世界2位に躍り出た「大国」である中国。だが、他の国の領土を侵略し、恫喝めいた外交を平気で行えるこの国は、日本人の目から見ればまさに絵に描いたような悪役。ヒールもいいところだ。奇麗事を抜きにして言えば、現在の日本の一般庶民が中国に不快感を持つのは仕方ない部分がある。だが、そんな中国のイメージにはひとつ突っ込みどころがある。テレビのニュースが報じる「中国」の姿から、13億人もいる個々の中国人を判断してよいのか、という問題だ。尖閣問題の際にテレビに出てきた中国外交部報道官の偉そうな態度や、反日…(続く
中国は「悪しき隣国」だ。(中略)北京オリンピックと上海万博を成功させ、2010年のGDP額で日本を追い抜いて世界2位に躍り出た「大国」である中国。だが、他の国の領土を侵略し、恫喝めいた外交を平気で行えるこの国は、日本人の目から見ればまさに絵に描いたような悪役。ヒールもいいところだ。奇麗事を抜きにして言えば、現在の日本の一般庶民が中国に不快感を持つのは仕方ない部分がある。だが、そんな中国のイメージにはひとつ突っ込みどころがある。テレビのニュースが報じる「中国」の姿から、13億人もいる個々の中国人を判断してよいのか、という問題だ。尖閣問題の際にテレビに出てきた中国外交部報道官の偉そうな態度や、反日デモで暴れまわる群衆の映像だけを根拠に、中国に住む人々について何となく全てをわかった気になってはいないか。ちょっと首をかしげる部分もあるだろう。われわれ日本人にせよ、菅直人や小沢一郎といった政治家たちの言動や、市民団体のデモといった一般庶民にはあまり関係がない物事を題材にして外国人が断定的な日本人論をぶったりすれば、「おいおいやめてくれよ!」と文句の一つも言いたくなるはずなのだ。中国についても、これは同様ではないだろうか。(はじめに、より)
内容紹介・もくじなど
マスコミが報じる「中国人=悪」って本当?「本当の中国人」を知るための入門書。
もくじ情報:第1章 婚活から見る中国の20代―中国の婚活サイトに登録してみた(「80後」世代のお仕事;中国の出会い系サイトから見る「80後」 ほか);第2章 中華人民的「不純異性交遊」の歴史―中国映画から見る男女関係(中華人民共和国成立前―1920年代;中華人民共和国成立前―1930年代 ほか);第3章 昼ドラで学ぶ現代中国―ホームドラマが描く家庭問題(ガツガツする中年たち;ドラマから見る「60後」 ほか);第4章 格差社会VS恋のお悩み相談―質問サイトから読む人民の本音(ネット恋愛は信用できるのか;彼女の過去をどこ…(続く
マスコミが報じる「中国人=悪」って本当?「本当の中国人」を知るための入門書。
もくじ情報:第1章 婚活から見る中国の20代―中国の婚活サイトに登録してみた(「80後」世代のお仕事;中国の出会い系サイトから見る「80後」 ほか);第2章 中華人民的「不純異性交遊」の歴史―中国映画から見る男女関係(中華人民共和国成立前―1920年代;中華人民共和国成立前―1930年代 ほか);第3章 昼ドラで学ぶ現代中国―ホームドラマが描く家庭問題(ガツガツする中年たち;ドラマから見る「60後」 ほか);第4章 格差社会VS恋のお悩み相談―質問サイトから読む人民の本音(ネット恋愛は信用できるのか;彼女の過去をどこまで許せる? ほか);第5章 中国ネットナンパ男たちの対日感情―「ネカマ」で切り込む尖閣問題(中国ネカマ作戦記;鏡の向こうの俺たち ほか)
著者プロフィール
安田 峰俊(ヤスダ ミネトシ)
1982年滋賀県生まれ。立命館大学文学部(東洋史学専攻)卒業、広島大学大学院文学研究科(中国史)修士課程修了。一般企業勤務を経た後、いくつかの仕事を経てノンフィクションライターとなる。「迷路人」のハンドルネームで、中国のネット掲示板を翻訳・編集する人気ブログ『大陸浪人のススメ』を運営中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
安田 峰俊(ヤスダ ミネトシ)
1982年滋賀県生まれ。立命館大学文学部(東洋史学専攻)卒業、広島大学大学院文学研究科(中国史)修士課程修了。一般企業勤務を経た後、いくつかの仕事を経てノンフィクションライターとなる。「迷路人」のハンドルネームで、中国のネット掲示板を翻訳・編集する人気ブログ『大陸浪人のススメ』を運営中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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