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出版社名:慶應義塾大学出版会
出版年月:2012年10月
ISBN:978-4-7664-1976-4
201P 21cm
イギリス映画と文化政策 ブレア政権以降のポリティカル・エコノミー
河島伸子/編 大谷伴子/編 大田信良/編 エグリントンみか/著 三浦玲一/著 松本朗/著 太下義之/著
組合員価格 税込 2,574
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内容紹介・もくじなど
本書は、1990年代以降、すなわちブレア新労働党政権時代とそれ以降、英国国内および国外に流通した『クィーン』や『恥辱』、『めぐりあう時間たち』などのさまざまな映像テクストを、文化政策、映画政策、映画制作・配給・興行に関わる市場環境変化の分析を通じて分析・解釈することを目的としている。また、2012年オリンピック招致をその「文化プログラム」によって勝ち取ったグローバル・シティ、ロンドンと英国国家との関係にも言及する。英国文化政策を、勃興しつつあるグローバル化するポピュラー・カルチャーを生産・創造する“ポリティカル・エコノミー”という観点から読み直す意欲的な試みである。
もくじ情報:序章 英国の文…(続く
本書は、1990年代以降、すなわちブレア新労働党政権時代とそれ以降、英国国内および国外に流通した『クィーン』や『恥辱』、『めぐりあう時間たち』などのさまざまな映像テクストを、文化政策、映画政策、映画制作・配給・興行に関わる市場環境変化の分析を通じて分析・解釈することを目的としている。また、2012年オリンピック招致をその「文化プログラム」によって勝ち取ったグローバル・シティ、ロンドンと英国国家との関係にも言及する。英国文化政策を、勃興しつつあるグローバル化するポピュラー・カルチャーを生産・創造する“ポリティカル・エコノミー”という観点から読み直す意欲的な試みである。
もくじ情報:序章 英国の文化政策と映像文化;第1章 『クィーン』が表象するニュー・レイバーと“the people’s princess”―「グローバル・ポピュラー・カルチャー」の勃興?;第2章 劇場文化のポリティクスと英国地方都市―ブレア政権の多文化主義から“Broken Britain”へ;第3章 グローバル・ポピュラー・ハリウッドとディザスター映画の流行―ローランド・エメリッヒ『インデペンデンス・デイ』の真実;第4章 英国ヘリテージ文化とグローバル・ハリウッドの“間”;第5章 グローバル化とオリンピック文化プログラム―2012年オリンピック大会にロンドンが勝利した理由;第6章 「成長」のポリティカル・エコノミーと『アバウト・ア・ボーイ』―変容するロマンティック・コメディ;終章 ポピュラー・カルチャーのグローバルな再編とはなんだったのか?―文化的価値の再解釈に向けて
著者プロフィール
河島 伸子(カワシマ ノブコ)
同志社大学経済学部教授。ウォーリック大学PhD(文化政策学)。専門は文化政策論、文化経済学、コンテンツ産業論
河島 伸子(カワシマ ノブコ)
同志社大学経済学部教授。ウォーリック大学PhD(文化政策学)。専門は文化政策論、文化経済学、コンテンツ産業論

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