いま、使いたいもの、心が動くものはどこにある？　塗師という作り手でありながら、熟練の使い手でもある赤木明登氏、ギャラリストであり、洗練された選び手でもある赤木智子氏が、いま、行く価値のあるギャラリーについて考えました。日本全国を巡って、ふたりが気に入ったところ、新しい発見があるところ、おもしろいものが見つかるところ・・・・・・　を自ら紹介します。そこからはまた、街とモノとの関係、新しい民藝についても見えてきました。第１章　ほしいものはどこにある？　能登の暮らしから　第２章　うつわを巡る旅　～倉敷～鳥取～松江～能登～金沢～高松～高知～郡山～会津～新潟～高崎～川越　コラム　書店を訪ねて／旅と宿

お買いもの好きなふたりが、いまほしいものは…？
もくじ情報：第１章　ほしいものはどこにある？―能登の暮らしから；第２章　うつわを巡る旅（倉敷―民藝と出会った街；鳥取・松江―民藝から生活工藝へ；能登―はじまりのこと；金沢―古くて新しいモノと出会う；高松―生活工芸祭を楽しむ；高知―気持ちいい香りに包まれる；郡山・会津―産地から考える新しい生活工藝；新潟―流通のしくみをデザインする；高崎・川越―二十一世紀の民藝に向けて）

赤木　明登(アカギ　アキト)
塗師。岡山県生まれ。編集者を経て１９８８年に輪島へ。輪島塗の下地職人・岡本進氏のもとで修業後、１９９４年に独立。以後、輪島でうつわをつくり続け、各地で個展を開催。現代の暮らしに息づく「ぬりもの」の世界を切り拓く