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出版社名:中央公論新社
出版年月:2019年10月
ISBN:978-4-12-206792-9
220P 16cm
戸惑う窓/中公文庫 ほ16-9
堀江敏幸/著
組合員価格 税込 713
(通常価格 税込 792円)
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安アパートのアルミサッシ窓、ノートルダム寺院のステンドグラス……ときに胸をかきむしるほどの透明さで迫ってくる「窓」から、小さな宇宙を眺める随筆集
安アパートのアルミサッシ窓、ノートルダム寺院のステンドグラス……ときに胸をかきむしるほどの透明さで迫ってくる「窓」から、小さな宇宙を眺める随筆集
内容紹介・もくじなど
窓とは、いったいなんだろう。眺めずにはいられない大聖堂の薔薇窓、木造家の古窓、いつも持ち歩く心の窓枠…マチスは闇を、プルーストは不思議な絵画を見つめていた。覗きこむほどに、見知らぬ自分が見えてくる。世界を一変させた「窓」を訪ねる二十五篇。
もくじ情報:嵐の夜に君を思うこと;対象のつかの間の、不安定な印象;光はノックもせずに入ってくる;風になった光;窓と扉のあいだで;あの家の山の櫟林をミイ、キレイダナア―;エスカルゴの匂う部屋;青い闇のある風景;世界の生成に立ち会う窓;闇だけが広がっていた;あれの意味を知ってますか;その金色の衣のなかで;虚妄の窓の向こうへ;胸をかきむしるほど透明な窓;誰が箱男で…(続く
窓とは、いったいなんだろう。眺めずにはいられない大聖堂の薔薇窓、木造家の古窓、いつも持ち歩く心の窓枠…マチスは闇を、プルーストは不思議な絵画を見つめていた。覗きこむほどに、見知らぬ自分が見えてくる。世界を一変させた「窓」を訪ねる二十五篇。
もくじ情報:嵐の夜に君を思うこと;対象のつかの間の、不安定な印象;光はノックもせずに入ってくる;風になった光;窓と扉のあいだで;あの家の山の櫟林をミイ、キレイダナア―;エスカルゴの匂う部屋;青い闇のある風景;世界の生成に立ち会う窓;闇だけが広がっていた;あれの意味を知ってますか;その金色の衣のなかで;虚妄の窓の向こうへ;胸をかきむしるほど透明な窓;誰が箱男ではなかったのか;球状の窓;韻を踏んだ四行詩;世界の初期設定;輸入された鼠;語りの高い窓から;配水管と避難梯子の先にある空の下で;薬包紙の啓示;私は窓を愛しつづけた、窓に凭れて。;肩にとまった時間;そのうちに逢ふのです
著者プロフィール
堀江 敏幸(ホリエ トシユキ)
1964年、岐阜県生まれ。「熊の敷石」で芥川龍之介賞、『雪沼とその周辺』で谷崎潤一郎賞、『正弦曲線』で読売文学賞、『その姿の消し方』で野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
堀江 敏幸(ホリエ トシユキ)
1964年、岐阜県生まれ。「熊の敷石」で芥川龍之介賞、『雪沼とその周辺』で谷崎潤一郎賞、『正弦曲線』で読売文学賞、『その姿の消し方』で野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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