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出版社名:笠間書院
出版年月:2021年6月
ISBN:978-4-305-70926-4
318P 21cm
土左日記表現摘記
半沢幹一/著
組合員価格 税込 3,465
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内容紹介・もくじなど
『土左日記』は、いかにして和文散文の創始になりえたのか?紀貫之が目指したのは、それまで誰も挑んだことのない、日本語による散文を書くことだった。それは、漢文でも物語でもない、読まれるためだけの、私的な文章だった。しかし、そのような文章を書き上げるのは当然のように困難を極めた。貫之は、さまざまな表現方法を取り入れるブリコラージュをいとわなかった。日記の形をとることも、女に仮託したように見せることも…。本著が表現の痕跡から浮き彫りにするのは、まさにその苦闘のプロセスである。
もくじ情報:第1章 冒頭表現;第2章 構成表現;第3章 引用表現;第4章 文頭表現;第5章 文末表現;第6章 主語表現;第7章…(続く
『土左日記』は、いかにして和文散文の創始になりえたのか?紀貫之が目指したのは、それまで誰も挑んだことのない、日本語による散文を書くことだった。それは、漢文でも物語でもない、読まれるためだけの、私的な文章だった。しかし、そのような文章を書き上げるのは当然のように困難を極めた。貫之は、さまざまな表現方法を取り入れるブリコラージュをいとわなかった。日記の形をとることも、女に仮託したように見せることも…。本著が表現の痕跡から浮き彫りにするのは、まさにその苦闘のプロセスである。
もくじ情報:第1章 冒頭表現;第2章 構成表現;第3章 引用表現;第4章 文頭表現;第5章 文末表現;第6章 主語表現;第7章 指示表現;第8章 会話表現;第9章 和歌表現;第10章 対比表現
著者プロフィール
半沢 幹一(ハンザワ カンイチ)
1954年、岩手県生まれ。東北大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。専門は日本語表現学。共立女子大学文芸学部教授。表現学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
半沢 幹一(ハンザワ カンイチ)
1954年、岩手県生まれ。東北大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。専門は日本語表現学。共立女子大学文芸学部教授。表現学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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