内容紹介：丹後の海賊の襲来、化け猫が見た予知夢、そして狙われた祇園祭…夏の京都を舞台にした大人気あやかし警察小説シリーズ待望の第６弾！
「海の京都」と呼ばれる伊根町に出張することになった、あやかし課隊員の古賀大達。どうやら伊根町には“伝説の秘宝”を狙う海賊が出るようで…？一方、京都市内で化け猫・月詠が見たのは、「祇園祭の山鉾が何者かに奪われる」という予知夢だった。まだ見る大事件の裏側には、京都の文化財を狙う謎の組織「京都信奉会」の影が見え隠れしており―。第七回京都本大賞受賞の大人気シリーズ、第六弾！

天花寺　さやか(テンゲイジ　サヤカ)
京都市生まれ、京都市育ち。小説投稿サイト「エブリスタ」で発表した「京都しんぶつ幻想記」が好評を博し、同作品を加肇・改題した『京都府警あやかし課の事件簿』（ＰＨＰ文芸文庫）でデビュー、第七回京都本大賞を受賞した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）