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岩波新書
出版社名:岩波書店
出版年月:2023年10月
ISBN:978-4-00-431990-0
207,8P 18cm
ケインズ 危機の時代の実践家/岩波新書 新赤版 1990
伊藤宣広/著
組合員価格 税込
931
円
(通常価格 税込 1,034円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:第一次大戦の戦後処理、金本位制復帰問題、大恐慌--。「パンフレットを風に吹きとばし」時論を展開する必要に迫られた危機の時代の実践家ケインズを描く意欲作。ミクロ的に合理的でもマクロ的に正しいとは限らない「合成の誤謬」となる政治的決断に抗い続け、マクロ経済学の誕生を告げる『一般理論』に至った苦闘を追う。
第一次大戦の戦後処理、金本位制復帰問題、大恐慌―。「パンフレットを風に吹きとばし」、時論を展開する必要に迫られた危機の時代の実践家ケインズを描く意欲作。ミクロ的に合理的でもマクロ的に正しいとは限らない「合成の誤謬」となる政治的決断に抗い続けて、マクロ経済学の誕生を告げる『一般理論』に至っ…(
続く
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内容紹介:第一次大戦の戦後処理、金本位制復帰問題、大恐慌--。「パンフレットを風に吹きとばし」時論を展開する必要に迫られた危機の時代の実践家ケインズを描く意欲作。ミクロ的に合理的でもマクロ的に正しいとは限らない「合成の誤謬」となる政治的決断に抗い続け、マクロ経済学の誕生を告げる『一般理論』に至った苦闘を追う。
第一次大戦の戦後処理、金本位制復帰問題、大恐慌―。「パンフレットを風に吹きとばし」、時論を展開する必要に迫られた危機の時代の実践家ケインズを描く意欲作。ミクロ的に合理的でもマクロ的に正しいとは限らない「合成の誤謬」となる政治的決断に抗い続けて、マクロ経済学の誕生を告げる『一般理論』に至った苦闘を追う。
もくじ情報:第1章 初期のケインズ(ケインズと経済学の出会い;ケインズの講義科目;ケインズの「貨幣理論」講義;ケインズの講義―貨幣理論と貨幣数量説;ケインズの講義―通貨制度と金生産);第2章 第一次世界大戦と対独賠償問題(第一次世界大戦勃発とイギリス;第一次世界大戦とケインズ;戦争の終結とパリ講和会議;『平和の経済的帰結』;『条約の改正』;ライヒスマルクの減価;ドーズ案とヤング案;賠償問題から金本位制の問題へ;教訓);第3章 イギリスの金本位制復帰問題とケインズ(大戦末期の状況と戦後好況;ジェノア会議;金本位制復帰に向けての動きとケインズ;『貨幣改革論』;一九二四年;復帰前夜;旧平価での金本位制復帰;金本位制復帰後のイギリス経済;フランスによる金の吸収;アメリカのバブル;『貨幣論』;金本位制の終焉;現代的意義);第4章 大恐慌とケインズ(『貨幣論』の理論構造;自由党『イエロー・ブック』と「ロイド・ジョージはそれをなしうるか?」;大暴落前夜の状況;ウォール街の株価大暴落とケインズ;マクミラン委員会;ドイツの状況とフーバー・モラトリアム;一九三〇年の状況;一九三一年;一九三二年以降;ケインズとニューディール);第5章 『一般理論』とその後(『一般理論』の意味;『一般理論』の意義と特徴;ケインズ自身による留保;『一般理論』とその普及;ケインズと自由主義・資本主義・社会主義;ケインズはファシズム、ナチスをどうみたか;第二次世界大戦とケインズ;/戦費調達論;国際清算同盟案)
著者プロフィール
伊藤 宣広(イトウ ノブヒロ)
1977年、三重県生まれ。2000年、京都大学経済学部卒業。2005年、京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。立教大学助教を経て、高崎経済大学教授。専攻―現代経済思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
伊藤 宣広(イトウ ノブヒロ)
1977年、三重県生まれ。2000年、京都大学経済学部卒業。2005年、京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。立教大学助教を経て、高崎経済大学教授。専攻―現代経済思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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第一次大戦の戦後処理、金本位制復帰問題、大恐慌―。「パンフレットを風に吹きとばし」、時論を展開する必要に迫られた危機の時代の実践家ケインズを描く意欲作。ミクロ的に合理的でもマクロ的に正しいとは限らない「合成の誤謬」となる政治的決断に抗い続けて、マクロ経済学の誕生を告げる『一般理論』に至った苦闘を追う。
もくじ情報:第1章 初期のケインズ(ケインズと経済学の出会い;ケインズの講義科目;ケインズの「貨幣理論」講義;ケインズの講義―貨幣理論と貨幣数量説;ケインズの講義―通貨制度と金生産);第2章 第一次世界大戦と対独賠償問題(第一次世界大戦勃発とイギリス;第一次世界大戦とケインズ;戦争の終結とパリ講和会議;『平和の経済的帰結』;『条約の改正』;ライヒスマルクの減価;ドーズ案とヤング案;賠償問題から金本位制の問題へ;教訓);第3章 イギリスの金本位制復帰問題とケインズ(大戦末期の状況と戦後好況;ジェノア会議;金本位制復帰に向けての動きとケインズ;『貨幣改革論』;一九二四年;復帰前夜;旧平価での金本位制復帰;金本位制復帰後のイギリス経済;フランスによる金の吸収;アメリカのバブル;『貨幣論』;金本位制の終焉;現代的意義);第4章 大恐慌とケインズ(『貨幣論』の理論構造;自由党『イエロー・ブック』と「ロイド・ジョージはそれをなしうるか?」;大暴落前夜の状況;ウォール街の株価大暴落とケインズ;マクミラン委員会;ドイツの状況とフーバー・モラトリアム;一九三〇年の状況;一九三一年;一九三二年以降;ケインズとニューディール);第5章 『一般理論』とその後(『一般理論』の意味;『一般理論』の意義と特徴;ケインズ自身による留保;『一般理論』とその普及;ケインズと自由主義・資本主義・社会主義;ケインズはファシズム、ナチスをどうみたか;第二次世界大戦とケインズ;/戦費調達論;国際清算同盟案)