人生百年時代とはいうものの、いいことばかりとはかぎらない。高齢になるにつれて多くの人ががんや認知症、筋力低下や睡眠障害に悩まされ、さらには誤嚥性肺炎や寝たきりリスクにも備えなければならない。少しでも長く健康でいられるために、いったい何ができるのか。これまで『週刊新潮』が紹介した健康記事から厳選、１３人の名医とプロフェッショナルが、最新の知見を生かした健康新常識と実践法を伝授する。
もくじ情報：「長生き呼吸法」で「血流」「免疫」「メンタル」を一挙改善；「８０歳の壁」を超えて若さを保つための「筋トレ」指南；「脳内ＧＰＳ」を強化して認知症を防ぐ；成人の３分の１が罹患　万病のもと「脂肪肝」を断つ；口腔ケアの盲点「舌そうじ」で誤嚥性肺炎をゼロに；骨粗しょう症予防「骨トレ」で分泌される「万能若返りホルモン」；老化加速物質「リン」から腎臓を守って寿命を延ばす；「エアコンつけっぱなし」「鶏むね肉」で「疲労」を除去；認知症発症リスクを３割下げる「白内障手術」の効用；世にあふれる「快眠法」に騙されないための最新知見；寝たきり予備軍の原因「新型栄養失調」を防ぐ食事術；「生涯健康脳」をつくるスモールステップ法；長生きの決め手「臓器の時間」の進み方を遅らせる