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出版社名:筑摩書房
出版年月:2024年1月
ISBN:978-4-480-51218-5
337P 15cm
絵画空間の哲学 思想史の中の遠近法/ちくま学芸文庫 サ54-1
佐藤康邦/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:ルネッサンスが生みだした遠近法。東洋や日本の表現とも比較しつつ、絵画技法という枠を超え、その真の世界観的意義を掬いだす。解説 小田部胤久
“遠近法”という表現様式は自明のものではなく、ルネッサンス期に確立したひとつの世界観である。パノフスキーらも論じてきた遠近法の成立や発展の背景を、本書は思想史的観点から深く掘り起こし、水墨画や日本絵画における表現法も引きくらべつつ、絵画の一技法という枠を越えて文化全体の文脈のなかで、その真の世界観的意義を捉えなおす。さらに、カントやヘーゲルなどのドイツ観念論における芸術理論、近代日本絵画における格闘を追いながら、美術と哲学の関わりを掬いだす。ユニー…(続く
内容紹介:ルネッサンスが生みだした遠近法。東洋や日本の表現とも比較しつつ、絵画技法という枠を超え、その真の世界観的意義を掬いだす。解説 小田部胤久
“遠近法”という表現様式は自明のものではなく、ルネッサンス期に確立したひとつの世界観である。パノフスキーらも論じてきた遠近法の成立や発展の背景を、本書は思想史的観点から深く掘り起こし、水墨画や日本絵画における表現法も引きくらべつつ、絵画の一技法という枠を越えて文化全体の文脈のなかで、その真の世界観的意義を捉えなおす。さらに、カントやヘーゲルなどのドイツ観念論における芸術理論、近代日本絵画における格闘を追いながら、美術と哲学の関わりを掬いだす。ユニークな切り口で美術史学の重要論点に切り込んだ名著。
もくじ情報:第1部 絵画空間の哲学(遠近法とは何か;科学革命と遠近法;遠近法の世界観的意義;近代絵画における遠近法からの離反;奥行の哲学的考察;東洋の遠近法;現代における遠近法);第2部 ルネッサンスの美術;第3部 ドイツ観念論における芸術の位置;第4部 近代日本における西洋体験―岸田劉生の場合(西洋の音、西洋の色;岸田劉生)
著者プロフィール
佐藤 康邦(サトウ ヤスクニ)
1944‐2018年。東京生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学名誉教授。専攻は哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
佐藤 康邦(サトウ ヤスクニ)
1944‐2018年。東京生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学名誉教授。専攻は哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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