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出版社名:文藝春秋
出版年月:2025年1月
ISBN:978-4-16-391938-6
319P 20cm
奇跡の椅子 AppleがHIROSHIMAに出会った日
小松成美/著
組合員価格 税込 2,299
(通常価格 税込 2,420円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:カリフォルニア州クパチーノ市アップル・パーク通り1番地。そこに71ヘクタールもの広大なApple本社「Apple Park」が広がっている。iMac、MacBook、iPod、iPhoneを生み出した伝説のデザイナー、ジョナサン・アイブのこだわりが随所に感じられるその空間で、日本製の椅子が7000脚も使われている。それが「HIROSHIMA」だ。ジョナサン・アイブも尊敬する日本を代表するデザイナー、深澤直人が生み出した優美な曲線で構成され、木目も美しい椅子は、2023年の広島サミットでも、テーブルとともに首脳会談で使われた。この日本を代表する椅子を製造しているのが、広島の家具メーカー…(続く
内容紹介:カリフォルニア州クパチーノ市アップル・パーク通り1番地。そこに71ヘクタールもの広大なApple本社「Apple Park」が広がっている。iMac、MacBook、iPod、iPhoneを生み出した伝説のデザイナー、ジョナサン・アイブのこだわりが随所に感じられるその空間で、日本製の椅子が7000脚も使われている。それが「HIROSHIMA」だ。ジョナサン・アイブも尊敬する日本を代表するデザイナー、深澤直人が生み出した優美な曲線で構成され、木目も美しい椅子は、2023年の広島サミットでも、テーブルとともに首脳会談で使われた。この日本を代表する椅子を製造しているのが、広島の家具メーカー「マルニ木工」である。じつは「HIROSHIMA」が誕生したとき、同社は倒産寸前だった。かつて日本人の生活が洋風化していく波に乗り、100万セット以上も高級なリビングセット、ダイニングセットを売りまくったが、バブル崩壊以降の日本経済の低迷、そして消費者の嗜好の変化も相まって、90年代の後半、経営危機に陥ってしまう。綱渡りの資金繰り、工場の縮小、そして1928年の創業以来、初となる社員のリストラ……地元広島の企業や金融機関の支援でかろうじて命脈をつなぐなか、創業家である山中一族の三代目は、深澤直人と組んで世界に打って出る決断を下す。そんな起死回生のプロジェクトを支えたのは、これまで培ってきた、ものづくりの力だった。追いつめられていた企業を救った「奇跡の椅子」。それにこめられた熱い思いと、誕生の物語。
“奇跡の椅子”誕生の背景には、創業以来、長い年月をかけて磨き上げてきた「もの作り」の力と、経営が苦しいときでも、未来への投資を怠らなかった経営陣の英断があった。企業再生の軌跡を描くノンフィクション。
もくじ情報:序章 Apple Park訪問;第1章 バブル崩壊、倒産の危機;第2章 事業を失敗して知った「幸せ」;第3章 兆し~二人の従兄弟とネクストマルニ~;第4章 サバイバル・ラン;第5章 奇跡の椅子HIROSHIMAの誕生;第6章 Apple、HIROSHIMAと出会う;第7章 マルニヒストリー;終章 それでも木工家具を作り続ける
著者プロフィール
小松 成美(コマツ ナルミ)
神奈川県横浜市生まれ。広告会社、放送局勤務などを経たのち、1990年より本格的な執筆活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
小松 成美(コマツ ナルミ)
神奈川県横浜市生まれ。広告会社、放送局勤務などを経たのち、1990年より本格的な執筆活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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