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出版社名:シーエムシー出版
出版年月:2010年7月
ISBN:978-4-7813-0250-8
305P 21cm
界面活性剤と両親媒性高分子の機能と応用 普及版/〔CMCテクニカルライブラリー〕 363 ファインケミカルシリーズ
國枝博信/監修 坂本一民/監修
組合員価格 税込 4,554
(通常価格 税込 5,060円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:界面活性剤,両親媒性高分子は化粧品,香粧品,トイレタリー,医薬,農薬の基剤として用いられているのを始めとして,洗浄,食品,塗料,切削油,潤滑剤,接着剤,帯電防止剤など,極めて広範囲に利用されている。特に,近年,環境問題の高まりから,有機溶剤ベースの製品,生産工程を水ベース化する必要性が高まっているが,この問題を解決するにも界面活性剤,両親媒性高分子の機能を上手に用いる必要がある。本書においては,第1章において,界面活性剤,両親媒性高分子の溶液中,あるいは単独系における自己組織化に関して述べた。界面活性剤溶液,高分子溶液は構造を持った溶液である場合が多い。その物性を測定する手段は多種多…(続く
内容紹介:界面活性剤,両親媒性高分子は化粧品,香粧品,トイレタリー,医薬,農薬の基剤として用いられているのを始めとして,洗浄,食品,塗料,切削油,潤滑剤,接着剤,帯電防止剤など,極めて広範囲に利用されている。特に,近年,環境問題の高まりから,有機溶剤ベースの製品,生産工程を水ベース化する必要性が高まっているが,この問題を解決するにも界面活性剤,両親媒性高分子の機能を上手に用いる必要がある。本書においては,第1章において,界面活性剤,両親媒性高分子の溶液中,あるいは単独系における自己組織化に関して述べた。界面活性剤溶液,高分子溶液は構造を持った溶液である場合が多い。その物性を測定する手段は多種多様あるが,特に先進的な研究手法は産業において界面活性剤を扱う研究者,技術者にとって,難解になりつつある。すなわち,それぞれの測定法の専門家は当該測定法の理論の精緻化,精密測定に力を入れており,産業界の研究者にとって,実用系でどのように役に立つのか理解することが難しくなっている。そこで,界面活性剤,両親媒性高分子溶液の自己組織現象,ミセル・液晶・マイクロエマルション構造などを解明するために有力な手段である小角X線散乱法,パルス磁場勾配スピンエコーNMR法をなるべく平易に実例を示して述べた。第2,3章では,環境適合性界面活性剤や新規の界面活性物質の最近の研究について,各専門家にまとめて頂いた。第4章においては,界面活性剤と同様に応用によく用いられる両親媒性高分子を中心にその機能設計と応用に関して,各専門家に話題を書いて頂いた。第5章では,界面活性剤,両親媒性高分子関連で,未来を開拓し,従来の方法,用途を超えた新しい素材の研究最前線について,各専門家に述べていただいた。これらの内容が,教科書的にならず,新しいシーズ,ニーズを探している第一線の技術者,研究者にとって,役に立つようにまとめた。したがって,従来の教科書,専門書に書かれている内容との重複はできるだけ避けるように心がけたつもりである。 (「はじめに」より)2005年6月國枝博信
もくじ情報:第1章 序論―界面活性剤、両親媒性高分子の自己組織化及び最新の構造測定法(水―界面活性剤系;小角X線散乱法による自己組織体構造の解明 ほか);第2章 機能性界面活性剤の開発と応用に関する新たな動き(バイオサーファクタントの特性と機能利用;合成糖脂質の構造と物性 ほか);第3章 界面活性剤・両親媒性高分子が拓く新しい応用技術(異種界面活性剤の混合による機能性創出と香粧品への応用;リンス、コンディショナー用カオチン性基剤 ほか);第4章 両親媒性高分子の機能設計と応用(高分子の自己組織化―分子設計に基づく階層構造の形成;両親媒性ブロックコポリマーの分子設計と物性制御 ほか);第5章 界面活性剤・両親媒性高分子を用いた機能性固体材料開発(テンプレート法によるメソポーラス材料開発;超分子集合体構造・機能の無機材料への転写・固定化 ほか)

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