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出版社名:中央公論新社
出版年月:2015年3月
ISBN:978-4-12-206089-0
321P 16cm
母の遺産 新聞小説 下/中公文庫 み46-2
水村美苗/著
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あたしは愛されなかった。避けてきた事実を認め、美津紀は過去と向き合う。離婚を思う中年女が迫られる「貧乏か夫か」の選択に、下した決断は――。
あたしは愛されなかった。避けてきた事実を認め、美津紀は過去と向き合う。離婚を思う中年女が迫られる「貧乏か夫か」の選択に、下した決断は――。
内容紹介・もくじなど
母を見送った美津紀は、ひとり、冬の箱根へ向かう。かつて、祖母、そして母が訪れた芦ノ湖畔のホテルで夫と女が交わしたメールを読んでいると、「あたしは愛されなかった」という真実が目の前に立ち上がった。過去を正視し、今後一人で暮らしていけるかを計算する美津紀。はたして人生の第二幕へ歩み出せるのか。大佛次郎賞受賞作。
母を見送った美津紀は、ひとり、冬の箱根へ向かう。かつて、祖母、そして母が訪れた芦ノ湖畔のホテルで夫と女が交わしたメールを読んでいると、「あたしは愛されなかった」という真実が目の前に立ち上がった。過去を正視し、今後一人で暮らしていけるかを計算する美津紀。はたして人生の第二幕へ歩み出せるのか。大佛次郎賞受賞作。
著者プロフィール
水村 美苗(ミズムラ ミナエ)
東京都に生まれる。父親の仕事の関係で十二歳の時に渡米。イェール大学および大学院で仏文学を専攻。創作の傍らしばらくプリンストン大学などで日本近代文学を教える。1990年『續明暗』で芸術選奨新人賞、95年『私小説from left to right』で野間文芸新人賞、2002年『本格小説』で読売文学賞、09年『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』で小林秀雄賞を受賞。『母の遺産―新聞小説』は大佛次郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
水村 美苗(ミズムラ ミナエ)
東京都に生まれる。父親の仕事の関係で十二歳の時に渡米。イェール大学および大学院で仏文学を専攻。創作の傍らしばらくプリンストン大学などで日本近代文学を教える。1990年『續明暗』で芸術選奨新人賞、95年『私小説from left to right』で野間文芸新人賞、2002年『本格小説』で読売文学賞、09年『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』で小林秀雄賞を受賞。『母の遺産―新聞小説』は大佛次郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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