内容紹介：持続可能な都市を成立させるためにはなにが必要なのか。都市計画訴訟制度の充実化を進めるフランスの動向をその起源からさかのぼり、ていねいに整理・分析することで、今後の日本における都市計画法制のあり方を問う。
もくじ情報：第１部　現代の都市計画法（日本の都市計画法の特徴と課題；都市計画法の最前線）；第２部　都市計画法の源流（都市計画の黎明期（１８世紀～１９世紀）；ユートピアと都市計画（１９世紀～２０世紀前半）；モダンと都市計画（２０世紀）；持続可能性と都市計画（２０世紀後半～２１世紀））；第３部　都市計画の展望（ＰＦＩとの連携）

久末　弥生(ヒサスエ　ヤヨイ)
早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士（法学）。フランス国立リモージュ大学大学院法学研究科正規留学。アメリカ合衆国テネシー州ノックスビル市名誉市民。現在、大阪市立大学大学院創造都市研究科准教授。『アメリカの国立公園法―協働と紛争の一世紀』（北海道大学出版会、２０１１年、大阪市立大学学友会顕彰２０１１年度優秀テキスト賞受賞）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）