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出版社名:朝日新聞出版
出版年月:2019年10月
ISBN:978-4-02-251640-4
356P 19cm
計策師 甲駿相三国同盟異聞
赤神諒/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:刀槍を用いず策と舌を駆使して、人を動かす男の「正義」「人情」「虚無」を描き、戦国外交の熾烈な舞台裏を描く意欲作甲斐・武田晴信(信玄)に仕える「槍も取らず、舌先で戦う男」計策師・向山又七郎の名は諸国に轟いていた。晴信に命じられて調略・交渉・謀略…外交にまつわるすべてを請け負い、時には主君すら欺く。元来春風駘蕩、飄々として捉えどころのない美男の剣の達人だが、荒涼とした戦場において使い捨ての駒であると自嘲するうちに、いつしか又七郎の心も荒んでいた。半ば捨て鉢な生き方で、虚言すらも弄して人を欺く一流の計策師となった又七郎だが、かつてある事件で妻子を失っていたのだった。そして安曇野の平瀬城に降…(続く
内容紹介:刀槍を用いず策と舌を駆使して、人を動かす男の「正義」「人情」「虚無」を描き、戦国外交の熾烈な舞台裏を描く意欲作甲斐・武田晴信(信玄)に仕える「槍も取らず、舌先で戦う男」計策師・向山又七郎の名は諸国に轟いていた。晴信に命じられて調略・交渉・謀略…外交にまつわるすべてを請け負い、時には主君すら欺く。元来春風駘蕩、飄々として捉えどころのない美男の剣の達人だが、荒涼とした戦場において使い捨ての駒であると自嘲するうちに、いつしか又七郎の心も荒んでいた。半ば捨て鉢な生き方で、虚言すらも弄して人を欺く一流の計策師となった又七郎だが、かつてある事件で妻子を失っていたのだった。そして安曇野の平瀬城に降伏勧告で単身乗り込んだ又七郎は、平瀬義兼の娘・薫姫とも友の契りを交わし、城兵たちの助命を嘆願するも、晴信は冷酷に断を下す。より深い虚無を感じる又七郎。計策師として主君の敵を滅ぼしてきた又七郎が、暇乞いと引き換えに晴信から下された最後の仕事が、武田が戦国の世を生き抜くための「甲駿相三国同盟」の締結という巨大な外交課題であった。足を引っ張る武田の家臣たち、次々と現れる諸国のくせもの軍師・計策師たち。利害・打算・謀略に翻弄されつつ、又七郎は同盟を実現できるのか!?
槍も取らず、舌先で戦う男―甲斐・武田晴信(信玄)の側近向山又七郎は、外交交渉を担う計策師。不可能と見られた調略や降伏勧告を成功させて平然と生還する。元来飄々として捉えどころのない美男の剣豪は人を寝返らせ、騙して、武田に勝利をもたらすが、妻子を亡くし、己を使い捨ての駒だと自嘲するうち、心も荒んでいた。主君の敵を言葉で滅ぼしてきた計策師が、暇乞いと引き換えに晴信から下された最後の仕事は、武田が戦国の世を生き抜くための「甲駿相三国同盟」の締結という巨大な外交課題であった。足を引っ張る武田の重臣たちや刺客、次々と現れる諸国のくせもの計策師たち。要人の利害・裏切り・謀略に翻弄されながらも、又七郎は同盟を実現できるのか!?
著者プロフィール
赤神 諒(アカガミ リョウ)
1972年京都市生まれ。同志社大学文学部を経て東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了、上智大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。2017年、『大友二階崩れ』(受賞時タイトル「義と愛と」)で第九回日経小説大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
赤神 諒(アカガミ リョウ)
1972年京都市生まれ。同志社大学文学部を経て東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了、上智大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。2017年、『大友二階崩れ』(受賞時タイトル「義と愛と」)で第九回日経小説大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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