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出版社名:祥伝社
出版年月:2020年10月
ISBN:978-4-396-11612-5
226P 18cm
一九四四年の東條英機/祥伝社新書 612
岩井秀一郎/〔著〕
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:「一九四四年の東條英機」から、近代日本の問題点が見えてくる明治維新から敗戦までの77年間、そのなかで、1944年は近代日本の矛盾を東條英機が体現した年だった。つまり、東條が首相・陸相・参謀総長を兼任した数カ月を追うことで、近代日本の問題点が見えてくる。はたして、東條は「独裁者」だったのか。なぜ、この措置を取らねばならなかったのか。東條の参謀総長兼任を焦点として、「日本の失敗」について見ていきたい。(はじめに・本文より抜粋)
一九四四年、何が行なわれたか。昭和十九(一九四四)年二月二十一日、東條英機首相兼陸相は参謀総長に就任する。明治維新以来、首相・陸相・参謀総長を一人で担った人物はい…(続く
内容紹介:「一九四四年の東條英機」から、近代日本の問題点が見えてくる明治維新から敗戦までの77年間、そのなかで、1944年は近代日本の矛盾を東條英機が体現した年だった。つまり、東條が首相・陸相・参謀総長を兼任した数カ月を追うことで、近代日本の問題点が見えてくる。はたして、東條は「独裁者」だったのか。なぜ、この措置を取らねばならなかったのか。東條の参謀総長兼任を焦点として、「日本の失敗」について見ていきたい。(はじめに・本文より抜粋)
一九四四年、何が行なわれたか。昭和十九(一九四四)年二月二十一日、東條英機首相兼陸相は参謀総長に就任する。明治維新以来、首相・陸相・参謀総長を一人で担った人物はいない。陸軍はもちろん、内務省などにも人脈を張り巡らせた、長州閥の領袖・山県有朋ですら、なし得なかった。各所から反発・抵抗を受けるなか、東條はなぜ権力集中を強行したのか。本当に独裁者なのか。著者は、近代日本の矛盾を体現したのが「一九四四年の東條英機」であり、そこから「明治のシステム」の欠陥が読み解けるという。昭和史に新たな視点を持ち込み、これまでの東條像に一石を投じる意欲作。
もくじ情報:はじめに―日本近代史における一九四四年;第1章 反長州閥の血 1855~1913年;第2章 栄達、そして開戦へ 1914~1943年;第3章 東條包囲網 1943年;第4章 集中する権力 1944年;第5章 崩壊 1944~1945年;終章 近代日本の限界;おわりに―スガモプリズンの痕跡
著者プロフィール
岩井 秀一郎(イワイ シュウイチロウ)
歴史研究者。1986年、長野県生まれ。2011年、日本大学文理学部史学科卒業。以後、昭和史を中心とした歴史研究・調査を続けている。著書に、山本七平賞奨励賞を受賞した『多田駿伝―「日中和平」を模索し続けた陸軍大将の無念』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
岩井 秀一郎(イワイ シュウイチロウ)
歴史研究者。1986年、長野県生まれ。2011年、日本大学文理学部史学科卒業。以後、昭和史を中心とした歴史研究・調査を続けている。著書に、山本七平賞奨励賞を受賞した『多田駿伝―「日中和平」を模索し続けた陸軍大将の無念』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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