内容紹介：コロナ禍が引き越した幾度かにわたる緊急事態宣言によって、多くの小売店や大手流通各社が休業や時短営業を余儀なくされ、苦境にあえいでいる。一方、アマゾンをはじめとするＥＣ各社の業績は好調であり、今後小売・流通業界のデジタルシフトが一気に加速すると予測される。このトレンドを大前研一氏が国内外の様々なデータを基に分析し、日本の小売・流通業界が今後進むべき道を示すものである。また、デジタルシフトで先行する各社の経営者・担当者が自社の取り組みを語り、読者により具体的なヒントを与える。
デジタルシフトで新たな「価値」を創造せよ。
もくじ情報：１　流通・小売業のデジタルシフト編（デジタルシフトが加速する流通・小売業の最前線；中国最大のリテイラー・京東集団の巨大な流通システムを支える取り組み；物流をもっと簡単、シンプルに；月額制で世界中のブランドバッグがあなたの手に；小売業界のゲームチェンジを地域コネクティッドで勝ち抜く　ほか）；２　サブスクリプション・ビジネス編（サブスクリプションが変革するビジネスモデル；サブスクリプション・ビジネスの勘所；モノのサブスクリプション・ビジネスの実践結果と見えてきた本質；デジタルで加速する、ブリヂストンの「ビジネストランスフォーメーション」；「定額住み放題」でつくる新しいライフスタイル　ほか）

大前　研一(オオマエ　ケンイチ)
早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学（ＭＩＴ）で博士号を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在（株）ビジネス・ブレークスルー代表取締役会長、ビジネス・ブレークスルー大学学長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）