内容紹介：直木賞作家の新地平、日本史と世界史が激突する五つの物語。上野戦争での敗北後、死に損なった元旗本の彰義隊士・伊奈弥二郎。ハワイに渡って再起を図ろうとするが、折しも革命の喚声があがろうとしており……。直木賞作家が挑む新地平。日本史と世界史が激突する四つの物語。
国と国の歴史が激突するその瞬間、その時代を活写した５つの物語。明治維新から太平洋戦争まですべての希望と絶望を乗せて、その列車は走る―日本史が世界史と激突する瞬間のきらめく５つの福音を、直木賞作家が描く！

川越　宗一(カワゴエ　ソウイチ)
１９７８年鹿児島県生まれ、大阪府出身。龍谷大学文学部史学科中退。２０１８年『天地に燦たり』で第２５回松本清張賞を受賞しデビュー。１９年刊行の『熱源』で第９回本屋が選ぶ時代小説大賞、第１６２回直木賞を受賞。２３年に『パシヨン』で第１８回中央公論文芸賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）