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出版社名:水声社
出版年月:2006年3月
ISBN:978-4-89176-580-4
231P 22cm
ソシュールのアナグラム 語の下に潜む語/叢書記号学的実践 25
ジャン・スタロバンスキー/著 金沢忠信/訳
組合員価格 税込 2,475
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内容紹介・もくじなど
あらゆるラテン詩にはアナグラムが潜む…あるいはむしろ「アナフォニー」、「与えられたひとつの語に含まれる音節のいくつかを模倣する」形式が。そこからやがて「イポグラム」という用語が浮上する。詩行に秘められた語を探し出す果てしのない作業に憑かれたソシュールの、執念のノートは百余冊に及び、千行以上の詩の音節がひとつずつ分析されてゆく。「作品中の諸々の語は先行する他の語に由来するのであり、形成しようとする意識によって直接選択されるのではない。」近代言語学=構造言語学の祖として知られるソシュールが、「テーマ―語」を取り囲み反復する無数の響きを追って深みへと向かう足どりを、碩学スタロバンスキーが、その透徹し…(続く
あらゆるラテン詩にはアナグラムが潜む…あるいはむしろ「アナフォニー」、「与えられたひとつの語に含まれる音節のいくつかを模倣する」形式が。そこからやがて「イポグラム」という用語が浮上する。詩行に秘められた語を探し出す果てしのない作業に憑かれたソシュールの、執念のノートは百余冊に及び、千行以上の詩の音節がひとつずつ分析されてゆく。「作品中の諸々の語は先行する他の語に由来するのであり、形成しようとする意識によって直接選択されるのではない。」近代言語学=構造言語学の祖として知られるソシュールが、「テーマ―語」を取り囲み反復する無数の響きを追って深みへと向かう足どりを、碩学スタロバンスキーが、その透徹した読解によって検証する。
もくじ情報:「反復への心がけ」;二重音とマヌカン;起源の問題;増殖;証明の継続;反響
著者プロフィール
スタロバンスキー,ジャン(スタロバンスキー,ジャン)
1920年、スイス・ジュネーヴに生まれる。現在、ジュネーヴ大学名誉教授
スタロバンスキー,ジャン(スタロバンスキー,ジャン)
1920年、スイス・ジュネーヴに生まれる。現在、ジュネーヴ大学名誉教授

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