近代２００年の世界経済は、急激な経済成長、相互依存の深化、格差拡大の時代だった。現代のグローバリゼーションもその延長線上にある。本書は、こうした世界経済の定型化された事実とともに、それらを理解するための基本的な理論を提示する。
もくじ情報：国際経済を学ぶにあたって；スミスとリカードゥの貿易論；新古典派の貿易モデル；連続多数財リカードゥ・モデル―ＤＦＳモデル；自由貿易と保護貿易；第二次世界大戦後の世界貿易―ＧＡＴＴからＷＴＯへ；国際資本移動の理論；国際資本移動の現実；外国為替取引と為替相場；国際収支；国際通貨システム；開放体系下のマクロ経済

佐藤　秀夫(サトウ　ヒデオ)
１９４９年福島県伊達市生まれ。１９７２年東北大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科博士課程で単位取得後、岩手大学人文社会科学部助教授、同教授を経て、東北大学大学院経済学研究科教授（経済学博士）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）