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出版社名:朝日出版社
出版年月:2011年5月
ISBN:978-4-255-00586-7
270P 19cm
恋愛美術館
西岡文彦/著
組合員価格 税込 1,782
(通常価格 税込 1,980円)
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この絵を見ると、せつなくなるのはどうしてだろう。 恋愛小説を読むように、絵画を読む。感動の美術エッセイ 「絵画を読み解く」という鑑賞方法がすっかり定着した今日この頃。印象派以前の絵画──宗教画、歴史画、物語画──は、その「背景」や絵を描く「約束事」を知って鑑賞すれば見る幅が広がる、ということは、もはや西洋絵画ファンのあいだでは常識となりつつあります。では、近代以降の絵画はどのように見ればいいのでしょう。「印象派」の呼び名にあるように、自身の感覚の“印象”だけで味わえばいいのでしょうか。それも一つの方法ですが、この本を読めば、さらに深い感動を得ることができます。本書は、絵画を平易な言葉でわかりや…(続く
この絵を見ると、せつなくなるのはどうしてだろう。 恋愛小説を読むように、絵画を読む。感動の美術エッセイ 「絵画を読み解く」という鑑賞方法がすっかり定着した今日この頃。印象派以前の絵画──宗教画、歴史画、物語画──は、その「背景」や絵を描く「約束事」を知って鑑賞すれば見る幅が広がる、ということは、もはや西洋絵画ファンのあいだでは常識となりつつあります。では、近代以降の絵画はどのように見ればいいのでしょう。「印象派」の呼び名にあるように、自身の感覚の“印象”だけで味わえばいいのでしょうか。それも一つの方法ですが、この本を読めば、さらに深い感動を得ることができます。本書は、絵画を平易な言葉でわかりやすく解説し、絵画の読み解きブームを引き起こした多摩美術大学教授の西岡文彦氏による、渾身の美術エッセイです。人間の生と性の原動力である「恋愛」をテーマに、近代の恋愛画を厳選し、絵が描かれた時代背景、画家の宿命的な恋、彼らを取り巻く人間関係など、さまざまな要素が複雑に絡み合った糸をほぐして、著者ならではの豊富な知識、冷静な視点、そして、とびきり熱い情熱をもって、書き下ろしていただきました。モディリアーニの妻ジャンヌへの「永遠」の誓い、ドガが描いた別れられない泥沼男女の都会の落とし穴、ルノワールが恋した愛の聖地とボヘミアン、天才女性彫刻家カミーユ・クローデルの狂気の愛憎劇、恋の王者ピカソ晩年の眼差し……。キャンバスに塗り込められたせつないストーリーは、小説さながら。驚天動地の秘話がたくさん隠されていました。愛の痛みと歓び、憧れ、ときめき、恍惚、至福、絶望、裏切り、妄執、愛欲。恋愛は、名画が教えてくれるのです。“恋愛小説のように、絵画を読む”楽しさをぜひ、本書で味わってください。そして、読んだ後にもう一度、その絵を眺めてみてください。これまでとまったく見方が変わって、胸を熱くせずにはいられないことでしょう。
内容紹介・もくじなど
恋愛小説を読むように絵画を読む。名品の数々を生んだ芸術家達の愛と苦悩の人生模様。ピカソ、モディリアーニ、モネ、ルノワール、カミーユ・クローデル、ドガ、ムンク等、カラー図版60点。
もくじ情報:モディリアーニ―悲恋の記念碑;ピカソ―性の修羅 愛の地獄;ジェローム―芸術、それは美神との恋;ドガ―夜明けのカフェ 不幸の居心地;ダンテとベアトリーチェ―忘れ得ぬ女;マネとモネ―妻の面影 日傘の恋;ルノワール―芸術と青春の聖地;ムンク―吸血鬼 暗黒の恋;カミーユ・クローデル―狂恋の門;モンマルトルの夜会―ミューズの涙;モンパルナスの娘―愛の墓碑銘
恋愛小説を読むように絵画を読む。名品の数々を生んだ芸術家達の愛と苦悩の人生模様。ピカソ、モディリアーニ、モネ、ルノワール、カミーユ・クローデル、ドガ、ムンク等、カラー図版60点。
もくじ情報:モディリアーニ―悲恋の記念碑;ピカソ―性の修羅 愛の地獄;ジェローム―芸術、それは美神との恋;ドガ―夜明けのカフェ 不幸の居心地;ダンテとベアトリーチェ―忘れ得ぬ女;マネとモネ―妻の面影 日傘の恋;ルノワール―芸術と青春の聖地;ムンク―吸血鬼 暗黒の恋;カミーユ・クローデル―狂恋の門;モンマルトルの夜会―ミューズの涙;モンパルナスの娘―愛の墓碑銘
著者プロフィール
西岡 文彦(ニシオカ フミヒコ)
多摩美術大学教授。版画家。1952年生まれ。柳宗悦門下の版画家森義利に師事、日本版画協会展(’77)および国展(’78)新人賞受賞。リュブリアナ国際版画ビエンナーレ五十周年記念展招待出品(’05)。雑誌「遊」(工作舎)の装画を機に、出版分野でも活動。著書『絵画の読み方』(’92)で、内外の絵画の謎解きブームの先駆となり、出版と放送両分野における美術企画に決定的な影響を及ぼす。『日曜美術館』、『世界一受けたい授業』、『芸術に恋して』、『誰でもピカソ』、『タモリ倶楽部』等、テレビ番組の企画・出演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
西岡 文彦(ニシオカ フミヒコ)
多摩美術大学教授。版画家。1952年生まれ。柳宗悦門下の版画家森義利に師事、日本版画協会展(’77)および国展(’78)新人賞受賞。リュブリアナ国際版画ビエンナーレ五十周年記念展招待出品(’05)。雑誌「遊」(工作舎)の装画を機に、出版分野でも活動。著書『絵画の読み方』(’92)で、内外の絵画の謎解きブームの先駆となり、出版と放送両分野における美術企画に決定的な影響を及ぼす。『日曜美術館』、『世界一受けたい授業』、『芸術に恋して』、『誰でもピカソ』、『タモリ倶楽部』等、テレビ番組の企画・出演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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