幸せそうな顔をしていれば幸せになれます。ハワイの地に天台宗の寺を開いて４０年、磨きこまれた珠玉のことば。
もくじ情報：第１章　人生は力まず、あせらず、とらわれず（苦しいときに、心はたくましくなる；苦しみのない人などいない　ほか）；第２章　「人と人」の悩みは尽きないもの（怒りや憎しみを感じるのも、抑えるのも自分です；迷惑はお互いさまだから、迷惑を拒んではいけません　ほか）；第３章　仕事はこだわらない人ほどうまくいく（人の評価は気にするな自分に腹が立つのも一瞬だ；この世に非難されない人はいない　ほか）；第４章　子供は「慈悲」で育つ（素直でなければ賢い人になれない；豊かな親の愛情と教育があって、子供はまともに育つ　ほか）；第５章　こだわりを捨てれば、明日の扉が開く（こだわると、そこから一歩も進めない；こだわる人ほど、しがらみに絡め取られる　ほか）

荒　了寛(アラ　リョウカン)
天台宗ハワイ開教総長。大僧正。１９２８年、福島県生まれ。１０歳で仏門に入る。大正大学大学院博士課程で天台学専攻。仙岳院法嗣、清浄光院（仙台）、大福寺（福島）住職など歴任。１９７３年、今東光師らの推選により初代天台宗ハワイ開教総長としてハワイに渡り、ハワイおよびアメリカ本土で布教活動に従事。海外には檀家・信徒の少ない天台宗のハワイ開教は困難を極めたが、宗派を超えた活動が重要と考え、現地人向けの仏教・教学の振興に取り組みながら、ワイキキ近くに日本語学校を開校（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）