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出版社名:ひつじ書房
出版年月:2015年4月
ISBN:978-4-89476-744-7
294P 20cm
アイロニカルな共感 近代・古典・ナショナリズム/未発選書 21
前田雅之/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:日本近代は古典を捨てて成立した。それなのに、ナショナリズムには古典が導入される。これこそアイロニーでなくてなんだろうか…。古典研究者である前田雅之が、古典と近代のアイロニカルな関係について綴る。政治神学と古典的公共圏. 反動的な古典との出会い方のすすめ. 国文学に「偉大な敗北」はあるか. 人文学総崩壊の時代と日文協. 文学は「教科書」で教育できるのか. 井上毅と北村透谷. 菊池寛『新今昔物語』. 物語としてのナショナリズム. 「熱?」と「恋闕」、そして「海ゆかば」. 《男》を捨てた男と「普遍性」.
もくじ情報:1 近代と古典(政治神学と古典的公共圏;反動的な古典との出会い方のすすめ;…(続く
内容紹介:日本近代は古典を捨てて成立した。それなのに、ナショナリズムには古典が導入される。これこそアイロニーでなくてなんだろうか…。古典研究者である前田雅之が、古典と近代のアイロニカルな関係について綴る。政治神学と古典的公共圏. 反動的な古典との出会い方のすすめ. 国文学に「偉大な敗北」はあるか. 人文学総崩壊の時代と日文協. 文学は「教科書」で教育できるのか. 井上毅と北村透谷. 菊池寛『新今昔物語』. 物語としてのナショナリズム. 「熱?」と「恋闕」、そして「海ゆかば」. 《男》を捨てた男と「普遍性」.
もくじ情報:1 近代と古典(政治神学と古典的公共圏;反動的な古典との出会い方のすすめ;国文学に「偉大な敗北」はあるか―人文科学の総崩壊を目前にして;人文学総崩壊の時代と日文協);2 近代・教育・大衆(文学は「教科書」で教育できるのか;井上毅と北村透谷―「近代」と「東洋」の裂け目から;菊池寛『新今昔物語』―大衆社会と古典の屈折なき出会い);3 ナショナリズム(物語としてのナショナリズム―前近代・近代・現在そして未来;「熱祷」と「恋闕」、そして「海ゆかば」;“男”を捨てた男と「普遍性」;鎮魂の作法;「自虐史観」の優越性;「追悼」の作法;「大義」の行方);4 古典をめぐる書評(森正人著『今昔物語集の生成』;探究ということ―『池上洵一著作集第一巻 今昔物語集の研究』・『池上洵一著作集第二巻 説話と記録の研究』に寄せて;兵藤裕己著『物語・オーラリティ・共同性』)
著者プロフィール
前田 雅之(マエダ マサユキ)
1954年下関市生まれ。1987年早稲田大学大学院日本文学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在、明星大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
前田 雅之(マエダ マサユキ)
1954年下関市生まれ。1987年早稲田大学大学院日本文学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在、明星大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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