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出版社名:吉川弘文館
出版年月:2018年6月
ISBN:978-4-642-03488-3
422P 22cm
近世武家社会の奥向構造 江戸城・大名武家屋敷の女性と職制
福田千鶴/著
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内容紹介・もくじなど
文学賞情報:2019年17回徳川賞受賞
近世政治権力の解明には、従来の公儀研究(表向=男の世界)に加え、“奥向”という日常の政務を行ない、当主と妻子が生活した空間の果たした役割を追究する必要がある。表方・奥方に分かれていた奥向の構造を、各職制やその特質、一夫一妻の原則、庶出子の処遇といった妻妾制の展開、井伊・真田ら大名家と将軍家の交流などから鮮やかに描き出す。
もくじ情報:奥向研究の現状と課題;第1部 近世妻妾制の展開(一夫一妻の原則と世襲制;近世前期における妻妾の関係と「公界」;近世前期における庶出子の処遇;妾の「身上がり」の条件―信濃松代真田家九代幸教生母の心戒の事例;妾のライフサイクルの…(続く
文学賞情報:2019年17回徳川賞受賞
近世政治権力の解明には、従来の公儀研究(表向=男の世界)に加え、“奥向”という日常の政務を行ない、当主と妻子が生活した空間の果たした役割を追究する必要がある。表方・奥方に分かれていた奥向の構造を、各職制やその特質、一夫一妻の原則、庶出子の処遇といった妻妾制の展開、井伊・真田ら大名家と将軍家の交流などから鮮やかに描き出す。
もくじ情報:奥向研究の現状と課題;第1部 近世妻妾制の展開(一夫一妻の原則と世襲制;近世前期における妻妾の関係と「公界」;近世前期における庶出子の処遇;妾の「身上がり」の条件―信濃松代真田家九代幸教生母の心戒の事例;妾のライフサイクルの類型―筑前福岡黒田家の事例);第2部 奥向構造の基礎的考察(奥向における大名家と将軍家の交流;大名家の相互の交流―寛政期の信濃松代真田家を中心に;近世中期における奥向構造―近江彦根井伊家の事例;奥向女中の参勤交代;近世後期における奥向構造―奥向女中の職制と役務 ほか);奥向の解体と奥向研究の展望
著者プロフィール
福田 千鶴(フクダ チズル)
1961年福岡県に生まれる。1993年九州大学大学院文学研究科博士課程中退。国文学研究資料館・史料館助手・東京都立大学助教授・九州産業大学教授を経て、九州大学基幹教育院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
福田 千鶴(フクダ チズル)
1961年福岡県に生まれる。1993年九州大学大学院文学研究科博士課程中退。国文学研究資料館・史料館助手・東京都立大学助教授・九州産業大学教授を経て、九州大学基幹教育院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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