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出版社名:二見書房
出版年月:2022年10月
ISBN:978-4-576-22146-5
276P 20cm
私はだんだん氷になった
木爾チレン/著
組合員価格 税込 1,683
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:――この小説は私の黒歴史であり、これからの黒歴史になるだろう。 少女の心を繊細に描く著者が描き出す、辛い現実を生きられなかった少女たちが、誰にも言えない恋をしたがゆえの――禁断の黒歴史ミステリ。 美しい少女・氷織の父である、有名登山家の信春はエベレスト登頂間際で猛吹雪に巻き込まれ凍死した。愛する父を失ったショックで声を失った氷織は心を閉ざし、学校では居場所を失い、やがて母の再婚相手である義父から性的虐待を受けるようになる。氷織の唯一の生きる糧はアイドル「四宮炭也」の推し活だけになっていった。しかし、SNSで感染病流行によってライブが中止になったことを嘆くと、不謹慎だと大炎上してしまう…(続く
内容紹介:――この小説は私の黒歴史であり、これからの黒歴史になるだろう。 少女の心を繊細に描く著者が描き出す、辛い現実を生きられなかった少女たちが、誰にも言えない恋をしたがゆえの――禁断の黒歴史ミステリ。 美しい少女・氷織の父である、有名登山家の信春はエベレスト登頂間際で猛吹雪に巻き込まれ凍死した。愛する父を失ったショックで声を失った氷織は心を閉ざし、学校では居場所を失い、やがて母の再婚相手である義父から性的虐待を受けるようになる。氷織の唯一の生きる糧はアイドル「四宮炭也」の推し活だけになっていった。しかし、SNSで感染病流行によってライブが中止になったことを嘆くと、不謹慎だと大炎上してしまう。批難と擁護のDMが相次ぐ中、ある一件のメッセージを開いたとき、氷織の心臓は跳ねた。それは密かに憧れていた炭也の【なりきり】からだったからだ。以降、二人は文字上で逢瀬を繰り返すようになり、やがて氷織は顔も見たことのない相手に、依存するほどの恋に落ちていくが……。それはすべての悲劇のはじまりだった。
登山家の父の遭難死、心を閉ざした氷織に降りかかる、いじめ、虐待。安らぎは推しアイドルのなりきりとのメッセージの交歓だけだったが―。
著者プロフィール
木爾 チレン(キナ チレン)
1987年生まれ。京都府出身。大学在学中に応募した短編小説「溶けたらしぼんだ。」で、新潮社「第9回女による女のためのR‐18文学賞」優秀賞を受賞。美しい少女の失恋と成長をナ逓た『静電気と、未夜子の無意識。』(幻冬舎)でデビュー。その後、少女の心の機微を大切に、多岐にわたるジャンルで執筆し、作品表現の幅を広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
木爾 チレン(キナ チレン)
1987年生まれ。京都府出身。大学在学中に応募した短編小説「溶けたらしぼんだ。」で、新潮社「第9回女による女のためのR‐18文学賞」優秀賞を受賞。美しい少女の失恋と成長をナ逓た『静電気と、未夜子の無意識。』(幻冬舎)でデビュー。その後、少女の心の機微を大切に、多岐にわたるジャンルで執筆し、作品表現の幅を広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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