内容紹介：戦争はなぜ起きたのか。昭和史最大の謎と、現代に続く歴史のダイナミズムを読み解くために読むべき本を、気鋭の昭和史研究家が紹介するブックガイド的読み物。２０００年以降の研究書を１００冊書評し、最新の研究、最新の論点も網羅。また『昭和天皇拝謁記』（田島道治）、『戦艦大和ノ最期』（吉田満）、『太平洋戦争日記』（伊藤整）など、昭和史定番本からおすすめ本も紹介し、あわせて４００冊に言及した必読の読書案内。
戦争はなぜ起きたのか。「昭和」最大の謎を極めるためにいま、どんな本を読んだらいいのか。最新の論点、最新の名著、定番の本も、あの本もこの本も。読書エッセイによる昭和史案内。
もくじ情報：第１章　まずは十二冊で昭和史を掴む；第２章　日本はなぜ開戦したか；第３章　戦前日本社会へタイムスリップ；第４章　陸海軍と銃後と総動員；第５章　大日本帝国の拡大と破綻；第６章　天皇陛下の存在とタブーの拘束；第７章　個人的な昭和史―日記そして伝記；第８章　占領期は「戦後」か；第９章　昭和史本評判記；第１０章　敗戦から七十八年―昭和史は終わらない

平山　周吉(ヒラヤマ　シュウキチ)
１９５２年東京都生まれ。雑文家。慶応義塾大学文学部国文科卒。雑誌、書籍の編集に携わってきた。昭和史に関する資料、回想、日記、雑本の類を収集して雑読、積ん読している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）