唯一無二、どこにもなかったヨーガの本。『ヨーガ全書』は、単なるポーズの解説ではなく、総合的でより宇宙的な存在としてのヨーガの哲学と、身体的健康、微細なバランス、精神と感情の統合、スピリチュアルな覚醒を含む、ヨーガのプラクティスへの多次元的なアプローチを示している。教える方へ：本書は、身体・エネルギー・心理情緒・直感・精神といった多層的な側面を包括的に扱い、明快かつ実践的なインストラクションを提示している。初級から上級まで段階別に構成されたアーサナ・シークエンスにより、インストラクターは指導の幅を広げ、より高度で多角的な指導へと発展させるための確かな知識を得ることができる。学ぶ方へ：ヨーガを始めるにあたり「何から取り組むべきか」と迷う初心者に対しても、経験豊かな実践者やインストラクターが安心して推薦できる内容である。各アーサナは段階的かつ体系的に解説されており、基礎から応用へと無理なく進める構成となっているため、初学者でも正しい理解と実践を積み重ねやすく、継続的な学びの道しるべとなる。
もくじ情報：イントロダクション；ウォームアップ；立位ポーズ；土台安定ポーズ；股関節の開放ポーズ；ねじりポーズ；後屈ポーズ；側屈ポーズ；前屈ポーズ；バランスポーズ；逆転ポーズ；終わりのリラクゼーション

伊藤　悦子(イトウ　エツコ)
武蔵野大学人間科学部心理学専攻。旅行会社勤務を経て、２００７年より７年間、Ａｎａｎｄ　Ｐｒａｋａｓｈ　Ｙｏｇａ　Ａｓｈｒａｍ（インド、リシケーシュ）にて日本人向け通訳・講師として勤務。現在は日英特許翻訳者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）