ようこそ!
出版社名:新泉社
出版年月:2026年9月
ISBN:978-4-7877-2604-9
333P 21cm
生きるための労働教育 道徳と新自由主義を原理とするキャリア教育の諸問題
筒井美紀/著
 
組合員価格 税込 2,970円
(通常価格 税込 3,300円)
割引率 10%
お取り寄せ
お届け日未定
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
内容紹介:日本のキャリア教育の問題とは何か? それはやりがい意識や勤労観だけを育むという労働の道徳化を推進し、経済社会の不平等や不公正や不正義を感じ取る力を養わないこと、これらに立ち向かうための方法を教えないこと、である。日本では、人権教育が道徳教育と混同されているように、主流派のキャリア教育も勤労観と人間関係能力と職業スキルを高めることばかりに力点が置かれ、私たちにとって本当に必要な労働法、労働組合といった人権を実現する社会制度については寡黙である。それだけでなく、新自由主義的経済政策にどっぷりと加担してきた。だから、中学校から主流派のキャリア教育を受けてきた若者たちは、労働組合に疎隔感や反…(続く)
内容紹介:日本のキャリア教育の問題とは何か? それはやりがい意識や勤労観だけを育むという労働の道徳化を推進し、経済社会の不平等や不公正や不正義を感じ取る力を養わないこと、これらに立ち向かうための方法を教えないこと、である。日本では、人権教育が道徳教育と混同されているように、主流派のキャリア教育も勤労観と人間関係能力と職業スキルを高めることばかりに力点が置かれ、私たちにとって本当に必要な労働法、労働組合といった人権を実現する社会制度については寡黙である。それだけでなく、新自由主義的経済政策にどっぷりと加担してきた。だから、中学校から主流派のキャリア教育を受けてきた若者たちは、労働組合に疎隔感や反感を抱く一方で、賃金の不払いやパワハラ、セクハラにあっても我慢し、果ては「過労死」するまで働いてしまうのである。労働は権利である。そのために労働者を護るための法律がある。ではどうすれば、みんなが安心して働ける社会を創ることができるのか。一緒に考えるための労働教育のあり方を考察する。
「真面目に働こう」「仕事に誇りを持とう」という勤労観を育むだけでは、過労死やパワハラは防げない!賃金不払い、セクハラ、オワハラetc.にあっても泣き寝入りしない!安心して働ける社会を創ろう!
もくじ情報:序章;第1章 「社会」「働くこと」「自己」というビッグワード/マジックワード―込められた意味に注意を払う;第2章 資本制社会の拡大と「労働者の権利」の発明と展開―「権利は闘い取るもの」の意味;第3章 スーパーがうち立てたキャリア発達心理学―機能主義理論への依拠;第4章 キャリア教育政策の展開―生徒や学生の苦しい状況から出発してきたか;第5章 キャリア教育が言及していないこと―批判理論の視点で迫る;第6章 識者によるキャリア教育の代替カリキュラムの検討―労働教育と呼ぼう;第7章 なかなか広がらない労働教育の授業―実態をつかむ7つの視点と政策動向;第8章 労働教育に取り組む授業―国内の事例と海外の事例;第9章 労働教育はアンペイドワーク(無償労働)も取り上げよう―フェミニスト経済学の視点;第10章 労働教育は交換的正義の新たな展開も取り上げよう―「抵抗」だけでなく創造も;終章
著者プロフィール
筒井 美紀(ツツイ ミキ)
法政大学キャリアデザイン学部教授。東京大学大学院教育学研究科単位取得退学。博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
筒井 美紀(ツツイ ミキ)
法政大学キャリアデザイン学部教授。東京大学大学院教育学研究科単位取得退学。博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

同じ著者名で検索した本