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出版社名:朝日新聞出版
出版年月:2024年7月
ISBN:978-4-02-265158-7
331P 15cm
いつか死ぬ、それまで生きるわたしのお経/朝日文庫 い55-4
伊藤比呂美/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:つまずく日々に出あった、生きるよすがとしてのお経。生老病死について、日々考えてきたこと--文庫化にあたり、「老犬とわたし」を収録。母と父、夫の死を見届けて独り。犬を連れ荒野や海辺を歩きながら「生きる」「死ぬる」の思索を重ね、仏典を読む日々。森羅万象と生老病死に向き合うなかで生きる力がおのずと湧いてくる。詩のように読み解かれたお経、それに響きあう魂のエッセイ。《解説・藤田一照》---寝たきりの母、独居する父。死に方がわからないかのように生きている親を見ていて考えた。「生きること死ぬこと」について、老い果てぬ前に準備をしたらいいのではないか。老いて死ぬ不安を、苦しみを、少しでも軽くする道…(続く
内容紹介:つまずく日々に出あった、生きるよすがとしてのお経。生老病死について、日々考えてきたこと--文庫化にあたり、「老犬とわたし」を収録。母と父、夫の死を見届けて独り。犬を連れ荒野や海辺を歩きながら「生きる」「死ぬる」の思索を重ね、仏典を読む日々。森羅万象と生老病死に向き合うなかで生きる力がおのずと湧いてくる。詩のように読み解かれたお経、それに響きあう魂のエッセイ。《解説・藤田一照》---寝たきりの母、独居する父。死に方がわからないかのように生きている親を見ていて考えた。「生きること死ぬこと」について、老い果てぬ前に準備をしたらいいのではないか。老いて死ぬ不安を、苦しみを、少しでも軽くする道はないか。遠いカリフォルニアから通いつつ看取りをつづけるうちに、娘はお経に出会った。そして今、両親と夫の死を見届けて、誰もいなくなった荒れ地や海辺を、犬と歩く。日没を見て、月の出を見て、小さな生き物の生きざまを見る。雨を見て、風を見て、地震を見る。自然のめぐりと生きることと死ぬことが重なっていく。【目次より(抜粋)】父と母とお経とわたし開経偈「今、出遭いました」般若心経「完成に向かって」源氏物語表白「紫式部の往生」法華経薬草喩品偈「大きな木や小さな木」 阿弥陀経「浄土とはこんなところです」法華経如来寿量品偈(自我偈) 「私が目ざめてからこのかた」一切精霊偈「一切のたましいは」発願文「ねがっています」仏遺教経「最後のおはなし」死んでいく人老犬とわたし--文庫版あとがきにかえて など
エッセイ+お経+現代語訳。母と父、夫の死を見届けて独り。犬を連れ荒野や海辺を歩きながら「生きる」「死ぬる」の思索を重ね、仏典を読む日々。森羅万象と生老病死に向き合うなかで生きる力がおのずと湧いてくる。詩のように読み解かれたお経、それに響きあう魂のエッセイ。
もくじ情報:開経偈「今、出遭いました」;三帰依文「仏教に出遭えたミラクル」;三宝礼「みをかがめます」;般若心経「完成に向かって」;二河白道「河を渡る」;源信の白骨観「ホラホラ、これがおれの骨だ」;九相詩「死体のあと」;源氏物語表白「紫式部の往生」;風信帖「一通の手紙、空海から最澄へ」;法華経薬草喩品偈「大きな木や小さな木」;阿弥陀経「浄土とはこんなところです」;四誓偈「四つの誓い」;本誓偈「ただおこなえ」;聞名得益偈「みんないける」;法華経従地涌出品偈(部分)「涌き出したボサツたち」;法華経方便品(部分)「なぜ仏は世にあらわれたか」;法華経如来寿量品偈(自我偈)「私が目ざめてからこのかた」;一切精霊偈「一切のたましいは」;発願文「ねがっています」;摂益文「み名をよぶ」;仏遺教経「最後のおはなし」;総回向偈「あまねくひとしく」;総願偈「あるいてゆきます」
著者プロフィール
伊藤 比呂美(イトウ ヒロミ)
1955年東京都生まれ。詩人。78年『草木の空』でデビュー。同年に現代詩手帖賞を受賞。80年代の女性詩ブームをリードし、結婚・出産をへて97年に渡米した後、熊本に住む父と母の遠距離介護を続けていた。2018年より拠点を熊本に移す。1999年『ラニーニャ』で野間文芸新人賞、2006年『河原荒草』で高見順賞、07年『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』で萩原朔太郎賞、翌年に紫式部文学賞、15年に早稲田大学坪内逍遙大賞、19年に種田山頭火賞、20年にスウェーデンのチカダ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
伊藤 比呂美(イトウ ヒロミ)
1955年東京都生まれ。詩人。78年『草木の空』でデビュー。同年に現代詩手帖賞を受賞。80年代の女性詩ブームをリードし、結婚・出産をへて97年に渡米した後、熊本に住む父と母の遠距離介護を続けていた。2018年より拠点を熊本に移す。1999年『ラニーニャ』で野間文芸新人賞、2006年『河原荒草』で高見順賞、07年『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』で萩原朔太郎賞、翌年に紫式部文学賞、15年に早稲田大学坪内逍遙大賞、19年に種田山頭火賞、20年にスウェーデンのチカダ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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