内容紹介：すべての学校に共通の二大課題　「学力」と「信頼」　学力の向上は、保護者・地域との信頼関係にどう影響するか。信頼の構築は、児童生徒の学力に何をもたらすか。○その相関関係を本邦初の実証。学力調査や保護者信頼度調査の分析結果をもとに、これからの学校経営の基本的視座を示す。○「学力向上を通して保護者・地域の信頼を得る」「信頼関係醸成を通して学力向上を図る」という２つの経営アプローチについて、小・中学校６校の事例を紹介。
もくじ情報：第１章　学力と信頼の関係；第２章　国及び愛媛県の学力向上施策と成果；第３章　学力向上プロジェクト―エフェクティブ・スクールを目指して；第４章　組織力を生かした学力向上へのアプローチ―「対話」と「つながり」；第５章　地域における豊かな学びの風土づくり―地域の教育力を校風につなげていく取組から；第６章　県境の町からの挑戦―学力向上に向けての仕組みづくりを通して；第７章　「つながり」を構築する学校経営；第８章　保護者との信頼関係の構築―学校だよりとホームページを生かした学校運営

露口　健司(ツユグチ　ケンジ)
愛媛大学教育学部教授。１９７０年徳島県生。九州大学大学院人間環境学府後期博士課程修了、博士（教育学）。九州共立大学経済学部講師、助教授を経て、平成１８年度より愛媛大学教育学部准教授、平成２６年度より現職。愛媛県では学力向上戦略会議・副議長等を務めた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）