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出版社名:小学館
出版年月:2023年7月
ISBN:978-4-09-352467-4
241P 19cm
神坂四郎の犯罪/P+D BOOKS
石川達三/著
組合員価格 税込 693
(通常価格 税込 770円)
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内容紹介・もくじなど
―今日私が申し述べました真相は、あるいは大部分が嘘であるかも知れません。嘘であるという証明も本当であるという証明も出来ないのであります。…有るものはただ外部的資料に過ぎない。私の行為、私の言葉に過ぎない。私の心にある真実は推察されるだけであります。―自殺幇助の疑いで裁判にかけられている雑誌編集長・神坂四郎。神坂が横領の事実を糊塗するために、梅原千代が持つダイヤを我が物にしようとし、心中を装ったとされているが、証言台に立った被告の妻、同僚女性、被告の飲み仲間らは微妙に食い違う証言をする。被告のさまざまな顔が明らかになると同時に、証人のエゴイズムも露わになっていく表題作のほか、戦争で人生が変わって…(続く
―今日私が申し述べました真相は、あるいは大部分が嘘であるかも知れません。嘘であるという証明も本当であるという証明も出来ないのであります。…有るものはただ外部的資料に過ぎない。私の行為、私の言葉に過ぎない。私の心にある真実は推察されるだけであります。―自殺幇助の疑いで裁判にかけられている雑誌編集長・神坂四郎。神坂が横領の事実を糊塗するために、梅原千代が持つダイヤを我が物にしようとし、心中を装ったとされているが、証言台に立った被告の妻、同僚女性、被告の飲み仲間らは微妙に食い違う証言をする。被告のさまざまな顔が明らかになると同時に、証人のエゴイズムも露わになっていく表題作のほか、戦争で人生が変わってしまった二人の女性を描く「風雪」、常識や時代にとらわれず勝手気ままに過ごしているように見えた友人の本当の想いを綴る「自由詩人」という傑作短篇2篇を収録。
著者プロフィール
石川 達三(イシカワ タツゾウ)
1905(明治38)年7月2日‐1985(昭和60)年1月31日、享年79。秋田県出身。1935年『蒼氓』で第1回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
石川 達三(イシカワ タツゾウ)
1905(明治38)年7月2日‐1985(昭和60)年1月31日、享年79。秋田県出身。1935年『蒼氓』で第1回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)