|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
倉本 一宏(クラモト カズヒロ)
国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授、博士(文学)。1958年三重県津市生まれ。東京大学文学部国史学専修課程卒業、同大学院人文科学研究科博士課程単位修得退学。専門は日本古代政治史、古記録学 倉本 一宏(クラモト カズヒロ)
国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授、博士(文学)。1958年三重県津市生まれ。東京大学文学部国史学専修課程卒業、同大学院人文科学研究科博士課程単位修得退学。専門は日本古代政治史、古記録学 |
「日本」という国号が定まり、「天皇」という称号が成立した七~八世紀。今に続くこの国の原型が出来上がった。古代史を専門とする歴史学者と、古代を舞台にした作品を数多く発表してきたマンガ家が語り尽くす。浮かび上がったのは、日本が現代も抱える問題点だった。
もくじ情報:第1章 この国の成り立ちを考える(私の作品の根幹にあるもの;日本には、古代も中世もなかった ほか);第2章 天皇について考える(『天上の虹』の執筆理由;持統天皇は悪人か ほか);第3章 政治と権力闘争を考える(乙巳の変は母子喧嘩!?;歴史学者たちの解釈 ほか);第4章 戦争と外交を考える(日本の地政学的条件;近くて遠いアジア ほか)