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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
乙川 優三郎(オトカワ ユウザブロウ)
1953年東京都生まれ。96年「藪燕」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。97年『霧の橋』で時代小説大賞、2001年『五年の梅』で山本周五郎賞、02年『生きる』で直木三十五賞、04年『武家用心集』で中山義秀文学賞、13年、初の現代小説『脊梁山脈』で大佛次郎賞を受賞。16年『太陽は気を失う』で芸術選奨文部科学大臣賞、17年『ロゴスの市』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 乙川 優三郎(オトカワ ユウザブロウ)
1953年東京都生まれ。96年「藪燕」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。97年『霧の橋』で時代小説大賞、2001年『五年の梅』で山本周五郎賞、02年『生きる』で直木三十五賞、04年『武家用心集』で中山義秀文学賞、13年、初の現代小説『脊梁山脈』で大佛次郎賞を受賞。16年『太陽は気を失う』で芸術選奨文部科学大臣賞、17年『ロゴスの市』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
マーキスはNYのスラム育ち。戦争で、ようやく築いた生活とジャズミュージシャンの夢を奪われる。フィリピンでは17歳のマルコが銃をとり、人買いの手から娼婦の妹を守る。グアムのホテルマンとして生活を築いてきたベンは、徴兵の知らせが届いたと身重の妻に告げる…。ある日とつぜん踏みにじられるかけがえのない日々。夢や幸せ、明日への希望が砕かれる理不尽な現実を描いた12篇。