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出版社名:日経BP日本経済新聞出版本部
出版年月:2021年12月
ISBN:978-4-532-35909-6
289P 19cm
アフター・メルケル 「最強」の次にあるもの
唐鎌大輔/著
組合員価格 税込 2,376
(通常価格 税込 2,640円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:16年にわたる「女帝」の政治がもたらした負の遺産。 世界が混迷を深めるなか、“欧州の巨人”はどこに向かうのか?そして日本は何を学ぶのか? リーマンショック、欧州債務危機、その後の強力な経済成長、パンデミック危機……これらの期間(同国史上最長の16年)を通じドイツを率いたアンゲラ・メルケル首相。大きな危機をたびたび「食う」ことで地盤を固めてきた「女帝」とも「鉄の女」とも称される彼女は、EUやユーロ圏の礎を築いた政治家の1人であり、世界の政治史に名を残す傑物といえる。そのメルケルがいよいよ政治の世界を去る。首相在任中にドイツは「病人」と呼ばれた状況から復活し、経済は際立った安定を実現、域…(続く
内容紹介:16年にわたる「女帝」の政治がもたらした負の遺産。 世界が混迷を深めるなか、“欧州の巨人”はどこに向かうのか?そして日本は何を学ぶのか? リーマンショック、欧州債務危機、その後の強力な経済成長、パンデミック危機……これらの期間(同国史上最長の16年)を通じドイツを率いたアンゲラ・メルケル首相。大きな危機をたびたび「食う」ことで地盤を固めてきた「女帝」とも「鉄の女」とも称される彼女は、EUやユーロ圏の礎を築いた政治家の1人であり、世界の政治史に名を残す傑物といえる。そのメルケルがいよいよ政治の世界を去る。首相在任中にドイツは「病人」と呼ばれた状況から復活し、経済は際立った安定を実現、域内での政治的発言力ではフランスを突き放した。だが「強いにもかかわらず他者のことを考えない」姿ばかりが注目され、尊敬や信頼を勝ち得たわけではない。域内には不公平感が募り、亀裂が生じていったのだ。 では、次のリーダーはこうした亀裂を癒していけるのか? そのリーダーを決める2021年9月の総選挙は二大政党の激しい接戦となり、これから政権づくりへ向けた連立交渉が加速する。新政権確立にはまだまだ予断を許さず、その先の展望も難しい。 本書は、日本を代表するマーケット・エコノミストの1人で、欧州に対する造詣の深い筆者が、メルケル引退をEU史における1つの節目と捉え、過去を総括し、現状を整理した上で、未来を展望するもの。「欧州の病人」と呼ばれたシュレーダー政権は抜本的な改革により、次のメルケル政権にしっかりその果実を引き渡した。では、メルケル政権は次の時代に向けて何らかの果実を残せたのか。それとも残ったのは負債だったのだろうか。さらに、日本は何を学び、これからをどう考えるべきか。「メルケルなきドイツ」「メルケルなきEU」を展望し、初の離脱国を迎え岐路に立たされているEUに鋭く切り込む。
欧州に走る縦・横・斜めの亀裂、「一強の経済」による「歪」。「女帝」が遺した「果実」と「負債」。世界の混迷が深まるなか、次のリーダーはどう受け継ぐのか?そして日本は何を学ぶのか?
もくじ情報:第1章 現在 メルケル時代の総括―4つの次元における整理(域内:「看守」ドイツの誕生。ユーロ圏は「監獄」化;域外:世界にも「友人」が乏しそう);第2章 現在 ドイツ一強がもたらす「歪」(経済の「歪」;政治の「歪」:無制限難民受け入れがもたらしたもの ほか);第3章 過去 「病人」は如何にして復活したか(「欧州の病人」への処方箋:シュレーダー改革;メルケル政権を支えた「追い風」);第4章 未来 アフター・メルケル時代のドイツはどこへ(「メルケルの果実」か、「メルケルの負債」か;アフター・メルケル時代に期待されるドイツの「改心」);第5章 補論 日本はドイツから何を学ぶべきなのか(ドイツにあって日本にないもの―6つの違い;日本は何を学べるのか)
著者プロフィール
唐鎌 大輔(カラカマ ダイスケ)
2004年慶應義塾大学経済学部卒業後、JETRO入構、貿易投資白書の執筆などを務める。2006年からは日本経済研究センターへ出向し、日本経済の短期予測などを担当。その後、2007年からは欧州委員会経済金融総局(ベルギー)に出向し、年2回公表されるEU経済見通しの作成などに携わった。2008年10月より、みずほコーポレート銀行(現みずほ銀行)。所属学会:日本EU学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
唐鎌 大輔(カラカマ ダイスケ)
2004年慶應義塾大学経済学部卒業後、JETRO入構、貿易投資白書の執筆などを務める。2006年からは日本経済研究センターへ出向し、日本経済の短期予測などを担当。その後、2007年からは欧州委員会経済金融総局(ベルギー)に出向し、年2回公表されるEU経済見通しの作成などに携わった。2008年10月より、みずほコーポレート銀行(現みずほ銀行)。所属学会:日本EU学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)