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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
千早 茜(チハヤ アカネ)
1979年北海道生まれ。立命館大学文学部卒業。小学生時代の大半をアフリカのザンビアで過ごす。2008年『魚神』(「魚」改題)で第21回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作で第37回泉鏡花文学賞受賞。13年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞受賞、第150回直木賞候補。14年『男ともだち』が第151回直木賞候補、第36回吉川英治文学新人賞候補となる。21年『透明な夜の香り』で第6回渡辺淳一文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 千早 茜(チハヤ アカネ)
1979年北海道生まれ。立命館大学文学部卒業。小学生時代の大半をアフリカのザンビアで過ごす。2008年『魚神』(「魚」改題)で第21回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作で第37回泉鏡花文学賞受賞。13年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞受賞、第150回直木賞候補。14年『男ともだち』が第151回直木賞候補、第36回吉川英治文学新人賞候補となる。21年『透明な夜の香り』で第6回渡辺淳一文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
アフリカで体験した衝撃的な「ウニ」の記憶、表参道のお洒落カフェで身体にいいメニューを試したら「鳥のエサ」になった話など、「食」をテーマに幼少期の記憶から創作の裏側、世の中への疑問まで、多彩にそしてちょっぴり偏屈につづる初のエッセイ集。「いい食べもの」の情報が氾濫する今だからこそ、「わるい」を追求することで食の奥深さを味わい、ひいては生き方そのものを問う意欲作。
もくじ情報:モンバサのウニ;酔いの夜道;生きている卵;白い悪魔;蜂蜜レモン;カレーパン征服;エーデルワイス;嘘つきの大人;怪鳥のクリスマス;男の甘味道;かぼちゃ団子;果物を狩るけもの;節子の気配;ガリボリ系;魔の祭典;「いい」食べもの;暴食野郎;痛い飲みもの;食いだおれ金沢(前編);食いだおれ金沢(後編);花を喰う;月のバー;鍋ドン;パンを投げる;焼肉と虚ろな女;ひとり旅;大人の拒絶;なますにしてやる;茶の時間;怒りの入院食;かなわない人;溶けない氷;社食体験;猫と泣き飯;おかかごはん;隠れ食い;「海のものと山のもの」;Mind your own stomach;恩師の蕎麦;茄子肌;食べちゃいたい