内容紹介：本書は、浅はかなタイムマネジメント本の欺瞞を暴き、生の有限性という究極の課題に真っ向から挑む。古今の知恵を駆使しながら、この短すぎる人生を有意義に生きる方法を探求していく。本当に大切な問題のために時間を使うこと。人生における究極のタイムマネジメント問題に対して、古今東西の概念を紹介しつつ、重要なのは個人の選択であり、私達の選択こそが人生を変える力を持つ。
人生は「４０００週間」限られた時間をどう過ごすか！？
もくじ情報：イントロダクション　長い目で見れば、僕たちはみんな死んでいる；１　現実を直視する（なぜ、いつも時間に追われるのか；効率化ツールが逆効果になる理由；「時間がある」という前提を疑う；可能性を狭めると、自由になれる；注意力を自分の手に取り戻す；本当の敵は自分の内側にいる）；２　幻想を手放す（時間と戦っても勝ち目はない；人生には「今」しか存在しない；失われた余暇を取り戻す；忙しさへの依存を手放す；留まることで見えてくるもの；時間をシェアすると豊かになれる；ちっぽけな自分を受け入れる；暗闇のなかで一歩を踏みだす）；エピローグ　僕たちに希望は必要ない；付録　有限性を受け入れるための１０のツール

バークマン，オリバー(バークマン，オリバー)
イギリスの全国紙ガーディアンの記者として、外国人記者クラブ（ＦＰＡ）の若手ジャーナリスト賞などを受賞した気鋭のライター。著書『解毒剤　ポジティブ思考を妄信するあなたの「脳」へ』が世界各国で話題を呼んだ。ガーディアン紙で心理学に関する人気コラムを毎週執筆中。ニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナルといったアメリカの有名紙、雑誌サイコロジーズやニュー・フィロソファーにも記事を寄せている。ニューヨーク在住